旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



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旧車・日産・ローレル・スピリット(B12型) 

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 1986年に日産から発売された2代目ローレル・スピリット(B12型)です。初代(B11型)は1982年にサニーの姉妹車として発売され、この2代目ももちろんサニーの姉妹車です。
 『ローレル・スピリット』、このクルマはおそらく歴代の日産車の中でも一、二を争う迷車だと思います。もともとローレルを扱う日産モーター店系列にカローラクラスの小型車がなかったので、サニーの日産モーター店バージョンとして発売されました。それはそれでいいのですが、車名がいけませんね。セドリック・ローレル・ガゼールを扱う販売店で、『ローレル魂orローレル精神』などというクルマを販売するのですから。
 どうみてもサニーにしか見えない車のフロントグリルをちょっときらびやかにして『ローレルもどき』として販売していては、顧客にもローレルにもサニーにも失礼なことです。
 『クルマ、何乗ってるの?』と聞かれ『ローレル・スピリット』と答えるのもかなり勇気がいると思います。『ああ、あのローレルもどきか』、『この人、サニーに乗ればいいのに見栄っ張りだなあ』なんてきっと思われてしまうことでしょう。せめて『ローレル』の部分を省いて『日産スピリット』だったらもう少し印象も変わっていたかもしれませんね。
 人間と魚をバランスよく合体させると人魚(マーメイド)のような美しい存在になります。しかしバランスを間違えると人面魚やシーマンになってしまいます。この『ローレル・スピリット』は間違いなく後者のほうですね。

ローレル・スピリット1500グランドリミテッドE(FB12B型)
全長×全幅×全高 : 4285×1640×1385mm
ホイールベース : 2430mm
車両重量 : 980kg
エンジン : 直4OHC 1497cc 97PS

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[ 2009/05/11 15:06 ] 1980年代日産 | TB(0) | CM(2)
今も忘れぬ「走るとっちゃん坊や」日産史上最大の自家パロディ・ローレルスピリットですね。そういえば、スカイラインのミニチュア・ラングレーなんてのもあったな、宮崎勤が乗っていたあれ。
これらは日産の低迷期の焦りの中から生まれた作なのは言うを待ちませんが、それにしてもサニーをベースにローレルを作ってしまおうという魂胆がすごい!どぎついルーズクッションシートが付き、お仏壇を思わせるメッキだらけのフロントグリルを持ったサニーなんて、一体誰が有り難がるのか。買った側にしてみればみじめの上塗りだし、自分で自分を欺くような物に思えてならないのだが、とにかく謎に包まれていますね(笑)。
いずれにせよ、「スカイラインミニ」のパルサーベースのラングレーともども、大衆車ベースのローレルなりスカイラインとは、「小さい女の子がお母さんになりたくて口紅やマニキュアを付けたり、母親の服装を真似る」行為と幾らも変わらない発想に思えてならないのです。
石原俊政権下の1980年代初頭の日産、労組の反発が激しい一方でトヨタのシェアを抜きたい一心で近視眼的なことばかりやっていた時期でした。ターボを連発しても低速トルクや燃費が伴わない、サニーやらスタンザを横置きFFにするもトルクステアや発進時の引きずり感が抜けないなど未完成のまま製品化する、そしてその究極のものが「ローレルスピリット」、「ラングレー」であることは否めなかろう。
きっと日産は自社のラインナップの秩序を軽んじ、何より顧客=ユーザーの目を過小評価したのだろう、「スカGママにそっくりの少女ラングレー」「母親ローレルに対する子分スピリット」に乗ればユーザー自身も安いクルマに乗る負い目を感じずに済み、ローレルママにもセドグロパパにも負けない気分になる、と。バカ!結果は全く逆だってば!
[ 2009/08/02 05:23 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
あの頃の日産は販売店系列ごとのタマ数を増やすために「何々ベースの何々」というようなクルマが乱発されていましたね。
大部分はどうでもいいクルマだったからリストラされても何とも思いませんでしたが、それらと一緒にレパードのような名車まで迷走の後に消滅してしまったことはとても残念でした。
[ 2009/08/02 09:40 ] [ 編集 ]
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Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
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