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1973年に日産から発売された2代目スカイラインGT-R(KPGC110型)です。この型のGT-Rはわずか4ヶ月の間に197台が生産されたのみの幻のGT-Rであったことは皆様ご存知の通り。残念ながら私はこのスカイラインGT-Rのカタログは持っておりません。過去に見た記憶もないので、倉庫を隈なく探しても出てこないと思います。ということで、写真は京商製の1/18ミニカーです。普段は応接間の棚に飾ってあるので、親戚の子供がおもちゃ代わりにして遊ぶこともたまにありますが、奇跡的にまだ無傷です。もっとも、ショーケースに入れて飾ってあり、子供でもそれなりの高級感を感じるようで、「西部警察ごっこ」はしないようですから助かっています。
さて、このスカイラインGT-R、恥ずかしながら私は公道で実際に走っているところを見たことがありません。箱スカGT-Rは何度か見ましたが、やはり台数として約10分の1しか存在していないクルマですから、希少価値としては相当なものなんでしょうね。このミニカーを購入したのはかれこれ7、8年前のことですが、おそらく私自身もケンメリGT-Rに対してはその希少性への憧れを無意識のうちに持っており、箱スカではなくてこちらを選んだのだと思います。
それにしてもこの手のミニカーって、とても精密にできていて重量感もあって素晴らしい出来なんですが、高いですね。テレビでショーケースにずらりと並べておられるマニアの方が紹介されているのを見たときに、漠然と自分の部屋もあんな感じにしてみたいと思って初めて購入したのがこのケンメリGT-R。その時点で私の財布は底を尽き、一旦終了。数年後、念願の2台目としてRX-8を購入し、そこで財布の底と同時に意識も底を尽き、永遠に終了となりました。そのような経緯から、うちの応接間には何の関連もないケンメリGT-RとマツダRX-8が2台仲良く並んでいます。
当時のプリンスのラインナップ小冊子によると、ケンメリGT-Rが生産終了となった後は、GTX-E S TypeというグレードがGT-Rの立ち位置を継承したようですね。とはいえ、クルマ好き、特にスカイラインやGT-Rに夢中だった方々は、まさかその後、R32の時代までGT-Rが出ないなんて夢にも思わなかったでしょうね。現在は日産GT-Rとして更なる進化を遂げ、世界中から愛されるスーパーカーになっています。もはやかつてのGT-Rに憧れた人々が興味を持つようなクルマではないような気がしないでもありませんが、あれはあれで「日産GT-R」として新たな伝説を作っていくんでしょうね。うちの応接間に加わる予定は、・・・きっとないでしょうね。
スカイライン・2000GT-R(KPGC110型)
全長×全幅×全高 : 4460×1695×1380mm
ホイールベース : 2610mm
車両重量 : 1145kg
エンジン 直6DOHC 1989cc 160PS

旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?
ケンメリは小学生の頃、実家がお蕎麦屋さんを営んでいた仲のよい同級生宅の車庫に鎮座しているのを、いつも羨望の眼差しで見ておりました、勿論GT-Rではなかったですが(笑)
今のダイキャストミニカーは本当に精巧な造りですよね。
京商やEBRROなどから発売されているミニカー、お値段もそれなりですが、特に旧車のコレクターアイテムとしてはなかなか魅力的です。ボディや内装のディテールも忠実に再現、ミニカーと言えど、旧車をみつけて購入すると、なんかかつて憧れたクルマを所有した気持ちになって、ちょっとドキドキしてしまいます・・・
ところでこの前、近所のホビーショップのプラモデルコーナーで『西部警察シリーズ』というのを発見しました。マシンXやRS、スーパーZもさることながら、なんと劇中でクラッシュ要員(?)の430セドのパトカーや覆面のプラモもありました!(勿論トレードマークのエンケイのアルミも履いています!)
かつての『プラモ少年』としては、どちらかというと裕次郎さんや渡さんが乗っていたスーパーマシンよりも、この430のほうに惹かれてしまい、未だに本気で購入しようか悩み中です(笑)