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1991年にマツダから発売されたアンフィニMS-6(GEEP/GE8P型)です。ブランド乱立でそれぞれのクルマの印象が非常に薄かった時期のマツダ車なので、このMS-6も流麗なスタイルの割には存在感がほとんどなかったですね。この時期のマツダにはたまにとても素晴らしいスタイリングのクルマがあったのですが、そのどれもがほとんどの方にとって記憶にすら残らなかったと言うのは、なんとも残念なことですね。ちなみに某大手中古車サイトでMS-6を検索してみたら、該当ゼロでした。
さて、そんな薄幸なMS-6、改めてカタログを眺めてみると、現在の感覚でもまったく古さを感じさせない素晴らしいデザインですね。リアスポイラー一体型の大きなリアハッチも、少々洗車がしにくそうな気がしないでもありませんが、後のアテンザスポーツにつながるようなとても自然な5ドアハッチとしてまとめられていますね。マツダも変な色気を出さずに、普通にマツダ・カペラの5ドアハッチとして出していれば少なくとも人々の記憶には残っていたと思います。このクルマ、国内では1994年に消滅してしまいましたが、欧州では97年までMazda626として販売されていたようですので、クルマとしては決して悪くなかったんですよね。
海外名Mazda626は現在Mazda6となってアテンザが販売されています。Mazda2がデミオ、Mazda3がアクセラ、Mazda5がプレマシー、CX-5はそのまま、バブル期に国内ではブランドを乱立していたマツダですが、海外名は至ってシンプルですね。シンプル・イズ・ベスト、いっそのこと国内もグローバル名を使ったほうが分かりやすくていいのかもしれませんね。
ところで、マツダ車の海外名を確認するためにドイツ・マツダのホームページを確認したら、Mazda3が既に新型に変わっていました。価格も装備もすべて紹介されています。本国よりも海外で先に販売開始されるというのはなんだかちょっと複雑な気持ちになりますね。そういえば最近ソニーのプレイステーション4が米欧では11月に販売開始、日本では来年発売ということで国内のファンからブーイングが出ているというニュースを見ましたが、なんとなくその気持ちがわかるような気がします。日本製品が海外でも評価を受けることは嬉しいことですが、やはり最初に本国で味わいたいですね。
現在のマツダのラインナップはバブル期とは異なりとてもすっきりしていますからMS-6のように薄幸な運命を辿るクルマはOEMの軽やバン以外ではまずないと思いますが、新型Mazda3で『Mazda』というブランドをさらに高めてほしいものですね。
アンフィニ・MS-6・TypeG(GEEP型)
全長×全幅×全高 : 4695×1770×1390mm
ホイールベース : 2610mm
車両重量 : 1210kg
エンジン : V6DOHC 1995cc 160PS
----- 以下、雑談 -----

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先日、今年はうちの里芋は出来が芳しくないと書きましたが、本日掘ってみたら予想に反してとても良く出来ていました。本来青々とした大きな葉っぱがあるはずの里芋ですが、今年は高温、少雨のために黄色く焼けてしまい、見るからに無残な姿になっていました。試し掘りもせずに今日まで放置していましたが、これなら芋名月の日に十分食べられたとちょっと後悔しています。
それにしても大地の力、作物の生命力はすごいものですね。うちはジャガイモ同様、里芋も本格的に栽培しているわけではない素人農家なのですが、今年の里芋の出来にはちょっとびっくりです。地上部分は今まででもっともひどい状態にも関わらず、地下部分(芋)の出来は過去最高でした。農業って奥が深いものですね。
ちなみに今年は、去年の里芋を冬に腐らせてしまったので、スーパーで買ってきた特売の里芋を植えただけです。写真の一輪車一杯分の元は、小さな里芋4個。里芋が子孫繁栄の縁起物として扱われるのも納得ですね。
東京オリンピックだ、リニア新幹線だ、楽天優勝だ、と世の中沸いていたかと思えば消費税増税が本決まりになると同時に10月からは様々なものの値上がりラッシュや年金、生活保護費等の削減ネタが紙面を賑わし、まるで世の末のような騒ぎよう。金持ちから貧乏人まで老若男女問わず自分へ「金よこせ」の大合唱。
足元にはこんなに立派な自然の恵みを与えてくれる大地があるにも関わらず、誰もその足元を見ようとはせず、自分の財布の中身だけを気にしている国、日本。そんな素晴らしい国、日本に私は住んでいられるので、こんなに適当に作っている里芋やジャガイモでもスーパーより安めの値札を付けて直売所へ置いておけばほぼ完売してしまい、「自分の財布の中身」が増えていきます。日本国、万歳!ですね。
----- 雑談、終わり -----
☆『
旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆

旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?
確かにこの時代AZ-1のような、一部にはマニアもいる珍車などもありましたが、真面目な会社が、色気(スケベ心)を出すとやはり大きなツケが回って来ると思いました。
ところで、小学2年生の息子が学校の理科の授業でナスを栽培実験し夏休み前に持って帰ってきて、自由研究の課題にしていました。
ナスは鉢植えに2個ほど実りましたが、今も枯れることなく葉が付いています。
もう実が成ることはないでしょうが、引き抜いて捨てるのも忍びなく、私が細々と水を与えています。