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1983年に三菱から発売された2代目ミラージュ(C11/12/13A型)です。初代ミラージュがマイナーチェンジの折にミラージュ2となりましたので、フルモデルチェンジでミラージュ3になるかと思いきや、すっきりした“ミラージュ”のみに戻りました。今となってはあの“ミラージュ2”というネーミングは何だったのだろうかと疑問を感じますが、その点、初志貫徹して“10”まで継続しているランエボは凄いですね。
さて、この2代目ミラージュ、コルディア等と同様、リアホイールアーチの形状にちょっと特徴があるとはいえ、可もなく不可もなくで、初代ほどのインパクトはあまり感じられませんね。CMのエリマキトカゲがちょっとインパクトがありすぎたので、ミラージュ自身が霞んでしまっていたように思いました。しかしながら、Wikipediaによると、「売れ行きは、CMでのエリマキトカゲのヒットとなり、1984年の自動車販売台数1位に輝いた。」とのこと。これ、本当ですかね?私自身、この2代目ミラージュが大ヒットしたなんて記憶が全然ないので、どなたか詳しい方、ご教示頂けるとありがたいです。
まあ売れたかどうかはともかくとして、三菱ミラージュといえば初代のターボモデルから始まり、代々上級モデルにスポーティーグレードが用意され、ホットハッチの一角という側面もありましたね。今度のタイ生産の新型ミラージュはどうなるんでしょうね。まあ三菱には愛らしいコルトにちょこちょこっと手を加えて攻撃的なガンダムルックのコルト・ラリーアートに変身させてしまうという、卓越した(ちょっと下品な)デザインセンスがありますので、新型ミラージュにもゲテモノが用意されると面白そうですね。
とはいえ、量販が見込めるコンパクトクラスを海外生産に切り替える一方、国内では主力の水島製作所において2本ある乗用車生産ラインの1本を停止してしまうという現実はなかなか寂しいものがありますね。新型ミラージュがエリマキトカゲの力を借りずとも大ヒットし、タイの工場では生産が追い付かないので、急遽水島製作所のラインを再稼動して3交代制でミラージュを大幅増産、という記事が日経新聞に掲載されることは・・・、あの新型ミラージュではちょっとなさそうな気がします。なんだか新型ミラージュって、新興国メーカーが日本メーカーのデザインを真似て生産したクルマ、に見えてしまうのって私だけですかね?
ミラージュ・1600ターボ・3ドア・GSR-T(C13A型)
全長×全幅×全高 : 3995×1635×1360mm
ホイールベース : 2380mm
車両重量 : 900kg
エンジン : 直4OHCターボ 1597cc 120PS
☆『
旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆

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このミラージュ、ガラス面を出来るだけ沢山とって、角張ったスタイルの当時のハッチバックの「王道」ですね。免許とって初めて買ったクルマのパルサーN12もそんな感じだったので、今さらながら親近感を覚えました!?
当時親戚が派生車のコルディアのターボに乗っていましたが、助手席に乗せてもらったとき、ものすごい加速感だった印象がありました。それで思い出しましたが、三菱の4WD車には「スーパーシフト」というものがありましたよね・・・ギアの横にもう1本出ているレバーの意味が、子供だった自分には「興味津々」でしたっけ!