旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

旧車・三菱・コルディア(A21#型) 

101230a01.jpg
(画像クリックで拡大)

101230a02.jpg
(画像クリックで拡大)

101230a03.jpg
(画像クリックで拡大)

101230a04.jpg
(画像クリックで拡大)

101230a05.jpg
(画像クリックで拡大)

 1982年に三菱から発売された初代コルディア(A21#型)です。初代とはいえ、かなりの不人気車だったために一度もモデルチェンジされることなくこの代で消滅しましたので、2代目はありません。姉妹車で4ドアセダンのトレディアとともに、車名に三菱の“菱(dia)”が付けられるほど期待されたのにここまで不人気のまま消滅したこのクルマ、まるでドラフト1位で入団したものの一度も一軍の試合に出ることなく引退していったプロ野球選手のような存在ですね。ちなみに姉妹車のトレディアは“tre(3)+dia(ダイヤ)”という意味だそうですが、車名が“三菱”にも関わらずコルディア以上の不人気車。なんだか同情したくなってしまうほどですね。

 さて、「コルディア」と聞いてすぐにどんなクルマなのかわかる方はよほどのクルマ好きか、三菱関係者か、かつてユーザーだった方ぐらいだと思います。私自身も、このカタログを久しぶりに見るまではすっかり存在を忘れていましたし、このカタログを見ても、そんなクルマがあったような気がするなぁ、ぐらいの印象しかありません。
 ランサーセレステの後継という位置付けだそうですが、当時の三菱ではランサーEXとミラージュが既に確固とした地位を確立していましたし、コルディアが担おうとしたスペシャリティーカーとしては、コルディア発売のすぐ後に強烈な存在感のあるスタリオンが発売され、人々の関心はそちらへ移ってしまいました。
 六大学野球のスター投手が「持っているのは仲間です」という意味の発言をして話題となりましたが、コルディアの場合、消滅時に彼と同じ発言をするとしっくり来そうでなんだか可愛そうですね。

 あらためてカタログをじっくり見てみると、ミラージュで有名になった副変速器付きのスーパーシフトに加えて4WD機構、さらにはターボエンジン搭載と、三菱得意のハイテク満載で実に面白そうなクルマです。個人的にはフランス車っぽいリアのホイールアーチがいまいち似合っていないような気がしないでもありませんが、全体のシルエットはそれほど悪いとは思えません。モデルチェンジを繰り返して煮詰めていけば面白そうなクルマになっていたかもしれないと思えるだけに一代で消滅してしまったのは残念なことですね。

 ミラージュベースのスペシャリティカーといえば、後に登場するFTOも成り立ちが同じでしたね。ということは、仮にモデルチェンジを繰り返してコルディアからFTOへの流れがつながっていたとしても、結局現在は消滅していそうです。スポーツカー冬の時代、寂しいものですね。

コルディア1800・4WD・GSRターボ(A213G型)
全長×全幅×全高 : 4395×1665×1360mm
ホイールベース : 2450mm
車両重量 : 1150kg
エンジン : 直4OHCターボ 1795cc 135PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2010/12/30 12:11 ] 1980年代三菱 | TB(0) | CM(14)
やはりあのスーパーシフトは失敗と言わざるを得ないです5速マニュアルやオートマチックが全盛になろうとする時代に4速副変速機付きはちょっと読み間違いだと思いましたが…車としては完成度はなかなかのものだと思います
[ 2010/12/30 17:38 ] [ 編集 ]
横置きFF+副変速機というミラージュ譲りのメカをそのままミドルクラス車にまで持ち込んだ三菱コルディア。デザインは魅力的だったと思いますが、開発に時間を掛けられずどうにも未完成なまま市場に出てしまった「悲劇の名車」ですね。
なんでも「トレディア」という3ボックス・4ドアセダンも姉妹車として存在し、当時急ピッチで進行していたミディアムクラス車(Dセグメント)のFF化の先鋒を担おうとしたこの兄弟車、三菱が当時提携していたクライスラー社の経営危機の影響でデビューが2-3年遅れたのだとか。歴史に「もしも」は禁句であることを承知で述べさせてもらうなら、この三菱トレディア/コルディアの兄弟車は文字通り国産中級車のFF化のパイオニアとなり、トヨタカムリ/ビスタ(SV10型)や日産スタンザ/オースターの機先を制することに成功していたかと思うと、歴史とはつくづく気まぐれな物かと思います。ブルーバードやコロナのFF化は1983年、トレディア/コルディア登場の一年後ですがその時点ではすでにこのクラスの競争激化の中に埋もれ、トレディア/コルディアともに忘れ去られた存在となっており、一方では三菱自身からFF横置きのギャランシグマが生み出されて結局このFFシグマのための「捨石」となったとも考えられないでもありません。
[ 2010/12/30 18:01 ] [ 編集 ]
ESTIMA X様

コメント、ありがとうございます。
私は初代ミラージュを含めて、スーパーシフトのクルマを運転したことが一度もないので運転感覚はわかりませんが、いったいどんな感じだったんでしょうね。現在残っていないところを見ると、きっと主流にはなれない何かがあったんでしょうね。
[ 2010/12/31 09:11 ] [ 編集 ]
真鍋清様

コメント、ありがとうございます。
この時期の三菱は現在ほど停滞してはいませんでしたので、トヨタ・日産のフルラインナップに対抗しようといろいろなクルマが出ていましたね。その是非は別として、個人的にはリコール隠し問題以降の三菱ラインナップのほうが好ましいと思っています。
経営資源が限られているからできるだけプラットフォームを共有しなくてはならず、結果としてランエボの車台ベースのしっかりしたクルマが安価に提供されています。現在の三菱、意外と隠れた名車が多いのかもしれませんね。
[ 2010/12/31 09:33 ] [ 編集 ]
初めまして、新潟のカルロスと申します。
いつも貴殿のブログを大変楽しく拝見させていただいております。特に貴殿の車に対する評価はどこの自動車評論家より的を得ていて、感心するばかりです。今まで、密かに楽しませていただいておりましたが、今回思いきって書き込みさせていただきました。
さて、僭越ではあますが私も少々旧車のカタログを所持しております。たいしたものではありませんが、ご希望なら差し上げることはできませんが、カラーコピー等を送ることは可能です。特に日産のレバードTR-X(F30)やオースターJX(T11)などが掲載されている混合バンフレツトがあるのですが、よろしけれはぜひ貴殿の評価を伺いしたいと思います。
[ 2011/01/03 18:08 ] [ 編集 ]
カルロス様

あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
コメントを頂き、ありがとうございます。
レパードやオースターのカタログ、見た記憶がありますので、おそらく倉庫のどこかにあると思います。いつになるのかはわかりませんが、やがてそれらについての記事も書くことがあると思いますので、それまでお待ちください。
“旧車カタログコレクション”と言っても、私の場合、整理してコレクションしているわけではなく、一定数ごとに段ボール箱に入れて倉庫に放り込んである状態です。メーカーごと、年代ごとに区分けもしてありませんので、どこに何があるのか自分でもわかっていません。行き当たりばったりのブログですが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
[ 2011/01/04 09:05 ] [ 編集 ]
はじめまして

このカルディナ、その当時東京モーターショウで初めてて観ましたョ(笑)

クーペでFFなので、やはり室内の広さをアピールしておりましたネ

実際に後席に乗りこんでみると、う~ん?FFクーペって頭が屋根に当たるんですョ・・

そんなカルディナですが、何故か赤いボディのターボは魅力的でした♪
[ 2011/01/29 18:57 ] [ 編集 ]
ジョー隼様

コメント、ありがとうございます。
“コルディア”に関するコメントを頂いたと認識してよろしいですね?
クーペの後席はどうしても頭上空間に難が出てしまいますね。それを解決するにはCピラーを立たせるか車体を大きくするしかありません。そんな理由から小型クーペが消滅したのだと思います。
とはいえ、CR-Zが売れているように、後席の居住性が犠牲になっていても、この手のクルマの需要は少なからず存在していると思います。
[ 2011/01/30 10:55 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2014/01/21 22:40 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
アップしてあるカタログ画像は85年のもので、マイナーチェンジ後のものです。当方、コルディアのカタログはこれしか持っていませんので、マイナーチェンジ前がどうだったのかはわかりません。
マイナーチェンジに関する詳報とのことですが、残念ながら当方では比較対象がありませんので詳しく説明することはできません。
[ 2014/01/22 10:22 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2014/01/22 16:47 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
「web版」のほうにブログにアップしていない頁もアップしていますが、このカタログにはボディカラーの一覧については記載がありません。従いまして、残念ながらこのカタログに記載してあること以上の情報につきましては当方ではわかりかねます。ご希望に沿えず、誠に申し訳ありません。
この車種につきましては、とてもマイナー車だったこともあり、私自身の記憶も結構曖昧です。曖昧なことをいい加減に言うわけにはいきませんので、何卒ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
[ 2014/01/22 20:20 ] [ 編集 ]
コルディアの4WD、乗ってました。FF時代のボンネット上のエアインテークが無くなってすっきりした視界は良かったですね。四輪駆動車は最低地上高が180ミリと高いので、舗装路の峠道などではけっこうロールも大きいのが欠点でしたが、逆に未舗装路や雪道ではとても楽でした。スーパーシフトはうまく使えば便利なのですが、操作は煩雑。普段使いではもっぱらHiに入れっぱなしでしたね。

懐かしいカタログを見せていただいて、とても感謝しています。ありがとうございました。
[ 2015/02/12 03:36 ] [ 編集 ]
くまたろぉ様

コメント、ありがとうございます。
当時もかなり珍しい部類のクルマでしたが、もし今も乗り続けておられたなら、おそらく誰も国産車とは思わないでしょうね。
スーパーシフトは、その後、搭載されることがなくなっていったところをみると多くの方に受け入れられるものではなかったようですが、個人的には運転が面白そうなので乗ってみたいと思っています。もっとも、今となってはもう叶わぬ願望ですね。
[ 2015/02/13 08:55 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

kurumamaniacs

Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
レイアウトの都合上、このブログには限られた頁数しか掲載していませんが、
旧車カタログコレクション(web版)
にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。