旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

旧車・トヨタ・コロナ5ドア(T150型) 

101010a01.jpg
(画像クリックで拡大)

101010a02.jpg
(画像クリックで拡大)

101010a03.jpg
(画像クリックで拡大)

101010a04.jpg
(画像クリックで拡大)

 1983年にトヨタから発売されたコロナ5ドア(T150型)です。このカタログは5ドアの有用性をアピールするために、様々な立場のユーザーが語る“5ドアの魅力”の声をまとめた“ユーザーリポート”なるものです。
 この代のコロナはFRからFFへの移行期で、まず初めにFF化されたコロナ5ドアが発売され、しばらくしてからFF版の4ドアセダンが発売されました。FFコロナとFRコロナが混在しているというちょっと変わった時期でしたね。

 さて、カタログの中では“ひとまわり大きなFFだから、好き。”、“レジャーがリッチになるから好き。”、“とてもスタイリッシュだから、好き。”、“遊びにも仕事にも使えるから、好き。”と、会社員、OL、自営業者など様々な職業の方々がFF5ドアの魅力を語っておられます。
 私が現在乗っているクルマも5ドアハッチですから、内容にはとても共感できる部分が多く、5ドアの魅力をアピールするには大変すばらしい販促資料としてまとまっていると思います。
 
 しかしながらコロナ5ドア、いまいち印象が薄かったですね。古くはアローラインコロナの時代から、トヨタはなんとかしてミドルクラス・5ドアのクルマを定着させようとしてきましたが、どれもパッとしませんでした。歴代のコロナを見ても、5ドアはラインナップにあったりなかったり、トヨタの試行錯誤ぶりが察せられますね。
 コロナに限らず、この時期にはビスタやスカイライン等にも5ドアが設定されていましたが、どれも印象の薄いものばかりで、どうも日本では5ドアハッチバックのクルマは受け入れられないような雰囲気がありました。
 
 それから四半世紀が過ぎ、まさか5ドアハッチのクルマが街に溢れるような時代が来るとは私だけでなく、メーカー自身も想像すらしていなかったことと思います。いうまでもなく現在のプリウスのことですね。そして対抗馬のホンダ・インサイト。ハイブリット車という視点で見られることが多い両者ですが、どちらも立派な5ドアハッチバックのクルマです。トヨタをはじめとする自動車メーカーがどれだけメリットをPRしてもなかなか日の目を見なかった5ドアですが、使い勝手ではなく、低燃費走行に貢献する優れた空力ボディーということでブレイクすることになりました。

 現在のプリウスとインサイト、どちらも5ドアハッチバックですが、使い勝手云々よりも、“エコカーの象徴的スタイル”として行き着いたのが現在の形状のようですね。
 先日、ホンダのフィット・ハイブリットが発売されました。これまた街に溢れているハイト・コンパクトのクルマですが、非ハイブリットのフィットとまったく同じスタイルでハイブリットが出されました。対抗馬としてトヨタも近いうちにヴィッツのHVを出すようなので、プリウス対インサイトという対立関係の舞台が売れ筋のコンパクト市場に移りそうですね。
 
 プリウスが爆発的に売れているのは5ドアハッチの魅力のためではなく“ハイブリットカー”としての魅力のためですので、もともと国内で大きな支持を得ているコンパクトカー市場でハイブリットが出れば、なにもプリウスを選ぶ必要はありません。他に選択肢がなかったから5ドアハッチのプリウスとインサイトが売れたというだけで、選択肢が豊富になれば、やっぱり日本で5ドアは受け入れられないでしょうね。(フィットもヴィッツも5ドアといえば5ドアですが、私のいう5ドアはコロナ5ドアのような形の5ドアのことです。)

コロナFF5ドア・1800EXサルーン(ST150型)
全長×全幅×全高 : 4330×1670×1365mm
ホイールベース : 2515mm
車両重量 : 1025kg
エンジン : 直4OHC 1832cc 115PS



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2010/10/10 15:51 ] 1980年代トヨタ | TB(0) | CM(8)
4ドアでしかも大きなバッテリーがトランクスペースを占領していて2代目の5ドアになってラケージスペースが広くなって使い勝手が格段に向上したのは言うまでもないです。私は5ドアはもっと早い時期に今のプリウスのような垢抜けたスタイルで出ていたらもう少し売れていたかもしれませんそういう意味では初代ビスタ5ドアやカペラの5ドアはいい線をいっていた?と思いますが…
[ 2010/10/10 19:24 ] [ 編集 ]
ESTIMA X様

コメント、ありがとうございます。
ビスタやカペラの5ドア、カッコよかったですね。5ドアのクルマって、全体としてまとまって見えるものと、取ってつけたような不自然さが感じられるものとの両極端にわかれるような印象を持っていました。
個人的には、現在のアテンザスポーツが過去も含めた国産5ドアではもっともカッコいいと思っています。
[ 2010/10/11 07:55 ] [ 編集 ]
初めまして。いつも楽しく拝見させていただいております。

この5ドアコロナは私が物心ついた頃に父が愛車にしていた車で、車体色が白だったことから家族の間では「白熊号」と呼ばれ重宝されており、非常に懐かしく思い出されます。グレードは確かDXかGXのどちらかでしたが、AMラジオを乗せたパワーウインドーなしのオートマ車だったのでパンフレットを見る限りではどちらかよく分かりません。
エアコンがついていなかったのには子供心に閉口した記憶がありますが、パンフレットには「エアコンは注文しないと付きません!」などという恐ろしいことがさらっと書いてある辺り時代を感じます。
ちなみにうちの父の職業は教員なのですが、その辺りが5ドアという今一つ世間受けしなかった形態の車を買った鍵なのかも、と思っています。
[ 2011/09/01 22:22 ] [ 編集 ]
この時代のカタログには突っ込みどころ満載ですね。
オールフラットと謳っている割には、後部座席がフラットではないし、全体的に波を打っています。
サウンド・イン・サウンドシステムにおいては、スピーカーでラジオを聞き、後部座席ではヘッドホーンでカセットを聞く??????。この時代の技術者達は、新しいものを追及して日々努力していたことが伺われます。
[ 2011/09/02 12:58 ] [ 編集 ]
ノエルザブレイヴ様

コメント、ありがとうございます。
当時、私の知人にもこのコロナ5ドアに乗っている方がいました。偶然かどうかわかりませんが、彼女も教員でした。5ドアへの見方が当時と現在とではとても変わったように、教員の見方もずいぶん変わりましたね。
当時はモンスターペアレントなんて言葉はありませんでしたから。
[ 2011/09/02 18:00 ] [ 編集 ]
カルロス様

コメント、ありがとうございます。
80年代前半というのはソニーのウォークマンやサンヨーのラジカセがブームだった時期ですから、自動車メーカーも“カセットテープ”をクルマにどう取り入れるのかに知恵を絞っていたんでしょうね。
現在は技術が進歩したので、前席ではナビ画面を、後席ではDVDやテレビを観るという形になってきていますね。
[ 2011/09/02 18:19 ] [ 編集 ]
こんばんは.
僕が小さい頃父親が赤の5ドアのEX-SALOONに乗っていました.
その前もコロナのハッチバックでした.ですけど,父は買って数年してハッチバックはライトバンみたいでカッコ悪いと言い出してホンダ・インテグラに買い替えました.
ですが今観たら懐かしいです.

僕も今までハッチバックは好まなかったのですが現行型プリウスに一目ぼれして買うかどうか考え中です.








[ 2011/11/09 20:53 ] [ 編集 ]
ルカ様

コメント、ありがとうございます。
当時の5ドアハッチはカッコ悪いとまでは言いませんが、ちょっと不自然だったことは確かですね。その点、現在の5ドアハッチは洗練されていてカッコいいと思います。
現行プリウス、来年1月にはPHVも発売されるみたいですから、“考え中”の今って、いちばん楽しい時期ですね。
[ 2011/11/10 11:16 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

kurumamaniacs

Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
レイアウトの都合上、このブログには限られた頁数しか掲載していませんが、
旧車カタログコレクション(web版)
にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。