旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



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旧車・日産ローレル(C31型)とローレル・スピリット(B11型) 

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 以前、日産ローレル・スピリット(B12型)の記事を書いて日産の迷車、ローレル・スピリットをこき下ろしましたが、ローレル(C31型)とローレル・スピリット(B11型)が一緒に載ったカタログがありましたので、再度この迷車をこき下ろします。
 C31型ローレルは1980年の発売、B11型ローレル・スピリットは1982年の発売ですから、このカタログはローレルを扱う日産モーター店に今まで欠けていたカローラクラスの大衆車がやっと投入され、一通りのラインナップが揃った1982年の総合カタログということになります。
 待ちに待ったフルラインナップの総合カタログがこれでは、当時の営業マンも可愛そうですね。表紙には威風堂々としたハイオーナーカー・ローレルのすぐ下に、まるで母親の化粧を真似て口紅を付けた小学生の女児のようにローレルと同じツートーンカラーのローレル・スピリットが掲載されています。同じなのはボディカラーだけでなく、なんと『LAUREL』の字体まで。私が日産の営業マンだったらこのカタログを使ってローレル・スピリットをこき下ろし、顧客の笑いを取って、ローレル、セドリック、ガゼールを売りまくります。
 表紙こそ撮影アングルのおかげでなんとなくローレル・スピリットがローレルっぽく見えますが、5枚目画像に写っているベージュのローレル・スピリットはどう見てもサニーにしか見えません。きっとローレル・スピリットを販売してしまった営業マンで、その後ろめたさから転職を考えた方もずいぶん多かったことだと思います。
 さて、ローレル・スピリットの悪口はこれぐらいにしておくとして、このカタログ、ローレル・スピリットのおかげで他の3車がとても引き立って見えますね。特に真っ赤なガゼール、もともとカッコいいのに隣りにローレル・スピリットが載っているからさらにカッコよく見えます。

 ここまで書いてきて、頭の悪い私、やっと気付きました。

 このカタログは「待望のフルラインナップ総合カタログ」なのではなく、ローレル、セドリック、ガゼールを拡販するためのものだったんですね。単価の安い大衆車にこういう引き立て役をラインナップし、カローラクラスを検討していた顧客により単価の高い高級車を販売する。自意識過剰な女性が合コンに参加する折、必ず自分よりも容姿の劣る「仲良しの女の子」と一緒に行くようなものですね。合コンの場合、その「仲良しの女の子」のほうが意外と掘り出し物だったりすることが多いのですが、このカタログではやっぱりローレル・スピリット、「枯木も山の賑わい」でしかありませんね。

ローレル・スピリット・XJ(HB11型)
全長×全幅×全高 : 4050×1620×1390mm
ホイールベース : 2400mm
車両重量 : 800kg
エンジン : 直4OHC 1487mm 85PS

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[ 2010/01/16 11:24 ] 1980年代日産 | TB(0) | CM(10)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/01/17 15:20 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
旧車を所有して維持していくのはやっぱりそれ相応の覚悟が必要ですね。私には到底できませんから、当時の思い出とカタログだけで、『脳内所有』しています。
なんといっても思い出とカタログは『タダ』ですから。
[ 2010/01/17 17:43 ] [ 編集 ]
何度見てもクスクス笑わせてくれる、日産モーター店の1980年代のラインナップ。「ローレル・スピリット」なんて自家パロディの産物を売らざるを得なかったセールスマンの屈辱的な気持ち、痛いほど判ります!
セドリックパパとローレルママ、ガゼール兄さんを売るための引き立て役としての女児スピリット....、彼女の生まれは余りにも不憫だし、生みの親=設計者はきっと泣く泣く彼女を生み出したのではないでしょうか。そんな意味でローレルスピリットは日産モーター店の突然変異種であり継子であったに違いありません。
安いクルマには安いクルマの魅力に味わい、楽しさがある、それが何でいけないのでしょうか。サニーはサニーでそれなりの完成した狙いやコンセプトを持っている、それが無理に高級車面をすることほどみじめさにつながることはないのではないかと思います。
英国の小さな高級車・バンデンプラスプリンセスという1960年代の名車がありますが、あれは当時のモーリス1100というブリティッシュモーター社の小型乗用車をベースとしていました。この場合モーリス1100自体が高度なハイドラスティック・サスペンション=ベンツやジャガー並みの乗り心地を約束する前後関連サスや全長の割に長いホイールベースから来る乗り心地の良好さ(特にピッチングの少なさ)、ローバー2000に迫る室内空間などそのまま高度なモータリングを約束する素質を備えていたために高級車にも変身できたのであり、量販とコスト低減をテーマとした大衆車サニーが高級車になろうとしても生まれつきの適性からそれは無理だという点でバンデンプラスとは根本から異なるのではないでしょうか。
そして今、満艦飾の、重量1トン、価格200万円に迫ろうかという豪華版軽ミニバン群(スズキのワゴンRスティングレー、日産ルークス、ダイハツタントカスタム他)を見るに歴史は繰り返すのだなとつくづく感じさせられます。
[ 2010/01/17 21:54 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
「豪華版軽ミニバン群」、本当に高価ですね。車種によってはバックモニターを搭載したものもあるとのこと。ここまで来るともう「パロディ」ですね。最新の軽自動車カタログは下手な漫画週刊誌よりもずっと笑えます。
[ 2010/01/18 10:35 ] [ 編集 ]
初めまして。ローレルスピリット、私は好きですよ。車名は直球すぎる気もしますが、少なくとも2代目B12系の外観は専用設計された部分も多く、高級車らしい演出も効果的に達成されていると思います。ベースのサニーも大衆車といっても、昨今のようなコストダウンとは無縁の時代なので造りは良かったはずです。発売当時はバカにしてたけど、今改めて見るとよく出来てると思う方も少なくないんじゃないでしょうか。
[ 2010/01/19 02:12 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
当方の表現によりご気分を害されておられましたら、誠に申し訳ありませんでした。このブログは私自身の好みを好き勝手に書いているだけのものですので、何卒ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
ちなみに私は個人的にサニーが好きでした。しかしながら販売戦略の都合上、ラインナップ拡充第一となってしまい、結果的にこのカタログに載っている4車種全てが現在は消滅してしまったという事実をとても残念に思っています。
[ 2010/01/19 09:22 ] [ 編集 ]
1970年代~80年代前半まで車のデザインは角角したのが主流でしたね。
車はもともと丸っこいのが多かったのですが、この時期だけすこし異色というか。それからまた丸くなって現在に至っています。今後また角張った車は現われるでしょうか。
[ 2010/01/19 19:06 ] [ 編集 ]
誰が何と言おうと80年代半ばの日産車はどれもホントに名品揃いだと思います。スカイラインズミニの亜久里ラングレーなんかもサイコーですね。



[ 2010/01/19 23:22 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
細かな部分の造形については丸っこいもの、角張ったもの、いろいろ出てくると思いますが、Cd値が重要なキーワードになっている現在では、全体として流線型のスタイルが当面続くのではないかと思っています。
[ 2010/01/20 07:12 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
あの頃はトヨタ、日産、三菱の時代でしたから、日産ラインナップも豊富でしたね。ラングレー、懐かしいです。個人的にはあの頃の日産車として、910ブルーバードSSSターボの印象が強烈に残っています。
[ 2010/01/20 07:42 ] [ 編集 ]
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Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
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