旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



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旧車・スズキ・フロンテ7-S(SS10/20型) 

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 1976年にスズキから発売されたフロンテ7-S(SS10/20型)です。ボディ形状は1973年に発売された4代目フロンテ(LC20型)の流れを汲むものですが、この代のフロンテは軽自動車規格の変更や排ガス規制の影響で、外見、エンジンともにかなりころころ変更されていました。しかしながらコークボトルラインと呼ばれた丸っこいスタイルと、RR駆動方式はずっと維持されていましたね。
 カタログ中の文面には「ワイド」「広い」等の言葉が頻出していますが、1976年の軽規格変更により外寸上限が全長3.2m、全幅1.4mとなり、それぞれ20cm、10cm拡大されました。排気量もそれまで360ccだったものが550ccとなり、大幅なアップ。これだけ変わるとまったく別の車格ですね。ちなみに現在は全長3.4m、全幅1.48m、排気量660ccで、さらに大きくなっています。
 さて、日本独特の規格である軽自動車、確かに昔の軽自動車は小さくて安くてスピードも出ないものがほとんどでしたので自動車税が大幅に安いのも当然のような気がしていました。しかしながら現在の軽自動車でターボエンジンを搭載したものなどは1.5リッタークラスの乗用車よりも高価で、それなりにしっかり走ります。さらにi-MiEV等の電気自動車はターボエンジン搭載車よりもよく走るにもかかわらず、軽自動車税が5年間免除となる自治体も多いようですね。
 自動車産業の黎明期にはとても重要な役割を果たしていた軽自動車でしたが、自動車自体が大きく変化している現在、「軽自動車規格」というものは必要なのでしょうかね?おっと、この話題を続けていくと『社団法人 全国軽自動車協会連合会』に天下る官僚OBの立場が悪くなってしまうからこの辺でやめておきましょう。

フロンテ7-S・4ドア・カスタム(E-SS20型)
全長×全幅×全高 : 3190×1395×1300mm
ホイールベース : 2030mm
車両重量 : 555kg
エンジン : 2サイクル3気筒水冷 539cc 28PS

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[ 2009/12/02 12:46 ] 1970年代スズキ | TB(0) | CM(2)
♪セブン セーブン ラララララ♪「ゆとりのフルサイズ スズキフロンテ7S」~、時に小生7歳、フロンテ7S発売当初のCMを空で唱えられます。CMの影響って大きいものですね(笑)。
このフロンテセブンS、発売当初は443ccの2ストローク3気筒で時速98.98km/h(そう、100km/h出なかったのです!)という「クルマというより四輪バイク」みたいなものでしたが翌年53年規制の準備としてスズキはダイハツから4ストローク550cc/28psエンジンを購入して2ストローク・4ストロークの二本立てで売るという現在では到底考えられないことを行ったことを鮮明に覚えています。
当時小学3年生、ギャングエイジの入口にさしかかった小生は「スズキフロンテ」という記号から「数ある軽自動車の中でも一番ちゃちな代物」というイメージを焼き付けられていただけにフロンテを小馬鹿にした視線で見ており、通学路で小学校からの下校途中にフロンテを見かけるたびに♪アモーレ フロンテ スズキフロンテ♯♭~と、1970年代初頭のコマソンを口を曲げて唱えては周囲の顰蹙を買いまくっておりました。そんなある日、父親が小生の薦めもあり1978年型アウディ80GLE(1600cc/82ps)を新車で購入して家族揃って駅前のダイエーに買い物に出かけた折、駐車場ビルの中で一台の三代目スズキフロンテ(1974年型)360ccが車止めを乗り越えて壁に衝突、Bピラー(ボディ中央のピラー)が歪んだ一幕を見てクスクスと鼻で笑い、父親から頭にゲンコツされたことを思い出します、「おい、人の不幸を見て笑う奴がいるか!お前がバナナの皮で滑って転んだのをだれかに笑われて良い気持ちがするか!」この台詞は一生忘れません。
まあアウディを買って、「ウチもやっとアッパーミドル車=プチ高級車オーナーの仲間入りだ、上流階級への入口だ!」と子供心に感じて気持ちが大きくなっていたためにあんな反応をしたことも確かですが、逆にそのぐらい当時のフロンテ(といわず軽四輪全般)はボディがヤワだったということも確かだと思います。
あれから幾年月、軽自動車はかつてのちゃちな乗り物変じて日本で最も売れるカテゴリーへと成長し、ダイハツミラや同ムーヴ、スズキ自身のワゴンRなど下手な普通車を食うほどの、少なくとも日本で使う分にはプジョーやルノーの1200-1400ccクラス、フィアットパンダ、ベンツAクラス(!)よりも遙かに使い勝手に優れた頼れる相棒になっている点には驚異の念を隠せません。当然「小さなクルマに乗る」ことが負い目や後ろ向きの感情を伴わない自然な日常生活の一部と見なされるようになっていったのも軽自動車・小型車メーカーのたゆみ無き努力の結果と言わずして何でしょうか。
同時にここまで成長した軽自動車については660ccの排気量規制を始めとする法の枠組みを撤廃し、CO2の排出量別の税制や、道路専有面積別の税制に改定した方がはるかに健全な車社会の形成の点においても望まれるのではないかと感じさせられてなりません。
[ 2009/12/10 00:57 ] [ 編集 ]
コメント、ありがとうございます。
現在の大きくなった軽自動車、一番矛盾を感じているのは生産しているスズキ自身かも知れませんね。軽自動車のトップメーカーという立場ですが、軽自動車優遇の税制が改正されれば一気に立場が危うくなってしまいます。聡明な鈴木会長のこと、きっととんでもないビジョンを描いて今回のVWとの提携に至ったのかもしれませんね。
[ 2009/12/10 14:41 ] [ 編集 ]
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Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
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