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このところちょっと面白くないことがありましたが、それでもしつこく、細々とマイペースで更新をしていこうと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
1992年にホンダから発売された4代目プレリュード(BA8/9/BB4/1型)です。スペシャリティカーとしてのプレリュードの絶頂期は2代目、3代目あたりまででしたので、この4代目はどちらかというと斜陽期のプレリュードでしたね。スポーティクーペとしてはかなりすばらしいクルマだったと思いますが、当時の時代背景、及び顧客がプレリュードに求めていたものとのズレが影響して、先代までほどのインパクトはありませんでしたね。
さて、この4代目プレリュード、当時、個人的にはプレリュードというより、ホンダ版のフェアレディZ(Z32型)のような印象を持っていました。あの時代に発表されたクルマの多くはバブル期に設計され、発売がバブル崩壊後というパターンが多かったので、株価の目減りによる財布の紐の締め付け(逆資産効果)にも関わらずメーカーは高級品を発表するという、ちょっとお寒い状況が続いていましたね。
今振り返って考えてみると、クーペ不振が理由でその後、各社のラインナップからクーペが消滅していったのではなく、たまたま趣味性の高いクーペにはその設計にバブルの反映度合いが高く、崩壊後にはその「バブルの着膨れ感」が余計に感じられていたからではないかと思うようになりました。
この4代目プレリュードを見て日産のZ32が連想されてしまっていたのは、全体の雰囲気が似ているという点ももちろんありますが、自分の中ではZ32はバブリースポーツカーの代表格だったからなんですね。もっともさらにバブリーなNSXというスーパーカーもありましたが、あまりNSXを見る機会がなかったので連想もされませんでした。
最近連日新聞やニュースを賑わしている「アベノミクス」、今のところ好調に推移しているようで、正月に100万円分の株式を持っていた方は何もせずとも今140万円分ぐらいになっているようですね。百貨店の売り上げも好調のようで、何でも高額品が売れているとのこと。何にもしなくても40万円増えたからヴィトンのバッグでも買おうか、という方が増えているんでしょうね。これがまさしく「資産効果」と呼ばれるもの。資産効果にしても逆資産効果にしても、その株式の所有者は何もしていないんですよね。それでも財布の紐を締め付けたり緩めたり。
どうも私には自分が何もしていなくても自分の資産が増えたり減ったりするという感覚に付いていけません。根っから百姓の私は地道に苗を植えて「アベノミクス」とは関係なく野菜を収穫しようと思っています。
プレリュード・Si VTEC(BB4型)
全長×全幅×全高 : 4440×1765×1290mm
ホイールベース : 2550mm
車両重量 : 1240kg
エンジン : 直4DOHC 2156cc 200PS
☆『
旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆

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