
(画像クリックで拡大)

(画像クリックで拡大)
1982年にヤマハから発売され、その後1997年頃まで小変更を繰り返しながら販売され続けた原付バイク、DT50です。写真のモデルはおそらく最終型で、記念すべき私の初バイク、生産終了後、かなりの期間販売店で寝かされていたもので、オドメーターは数キロなのですが、ところどころに小さな錆が発生していました。
さて、このDT50、一昔前は原付免許を取ったばかりの高校生が初めて乗るバイクの定番の1台でしたが、私が乗ったのは本来の時期とは異なり中年と呼ばれる年齢になってから。ラジコン仲間の溜まり場(飛行場)に乗っていったときなどは、皆が懐かしがってこのDT50で遊んでいました。
私が出入りしているラジコン仲間は皆ほとんど同じ趣味の流れで、若い頃原付に乗り始め、その後本格的にバイクに凝りだし、そして家庭を持ったりして落ち着いてきたのでバイクを止めたり、またバイクで行き着くところまで行って(大型を所有)、次の趣味としてラジコンヘリへ、という方ばかりです。
そんな方々ですから、このDTに乗っても、「これぐらいのパワーだと気楽に遊べるから一台あると面白いよね」という反応でした。しかしながら、私にとっては初バイク、「原付なのにこんなにスピード出るのか!」とちょっと怖いぐらいでした。とはいえ、慣れてくると時速60km超えたあたりのちょうど気持ちの良いところでエンジンがぐずり出す(スピードリミッターのため)感覚がどうにも我慢ならず、CDIを交換してリミッターカット、というまるで高校生そのものの行動をして悦に浸っていました。
甲高い2ストサウンドを響かせながら原付とは思えぬスピード感(スピード感ではなくスピードかも)を堪能していたのですが、ある時、ふと「もしこれでネズミ捕りに捕まったらどうなるんだろう?」と考えたら、急にCDIによるリミッターではなく、精神的なリミッターがかかるようになってしまいました。原付の法定速度って時速30kmなんですよね。
それ以降、なんだかDTで走るのがちょっと苦痛になってきたので、まだ購入して1年も経っていませんでしたが、全然走らない今のXR50モタードに買い換えました。XRに乗り換えた当初は反対にあまりの走らなさに愕然としましたが、これも慣れればどうということはなく、今はトコトコとのんびり走る快感を堪能しています。
今、国内もゴタゴタですが、お隣の国における反日行動も心配な雰囲気になってきましたね。こんな時こそ、周囲のムードに流されず、地に足をつけて自分自身の原点を振り返り、自分なりの視点で冷静に物事を判断し、行動していきたいものですね。

(画像クリックで拡大)
この写真はミニソーラーでインパクトドライバーのバッテリーを充電しているところ。今、少しずつ母屋以外の建物の棚や家具等に耐震対策を施しています。我が家のミニソーラー、今はダンボールの上に一式を置き、太陽の方向へ向けて定期的にダンボールごと向きを変える「手動太陽追尾型」になっています。周囲の雰囲気がどうなっていようとも自分自身がすべきことが変わるわけではありませんからね。

旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?