旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

旧車・トヨタ・カムリ(V20型) 

110226a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110226a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110226a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110226a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110226a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110226a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1986年にトヨタから発売された3代目カムリ(V20型)です。このカタログは1987年に2リッターV6搭載のプロミネントが登場したときのもので、バブル期特有の豪華絢爛なカムリとなっていますね。このカムリ、後に追加される4ドアハードトップは北米でレクサスESとして販売されていたそうなので、豪華な内装も納得できますね。

 さて、この3代目カムリ、とがったところはありませんが、室内はほど良く広く、運転しやすく、それなりに高級感もあってとてもよいクルマだと思っていました。当時国内ではマーク2三兄弟の人気が絶大で、いまいち影が薄い存在ではあったものの、FFとFRの違いなどよくわからない私にとっては、“街に溢れていない”という理由でマーク2三兄弟よりもカムリのほうが好きでした。
 いつの時代もマーク2三兄弟の、そして現在ではマークXの影に隠れていまいち存在感の薄いカムリですが、これは国内に限った話で、グローバルでは立場が逆ですね。カムリといえばトヨタを代表するグローバル・ベストセラーカーで、特に北米では絶大な人気を誇っています。

 国内ではこの3代目カムリのあと、国内専用の4代目、5代目カムリが発売されましたが、本来のカムリの流れは、3代目カムリの次は日本名のセプター、そして次がカムリ・グラシアと続いていきます。天下の大トヨタでも各国向けにそれぞれの専用車を用意することはなかなか難しかったようですね。
 カムリの流れを見ていると、メーカーはそれぞれの地域の人々が欲しがるクルマを用意するのではなく、もっとも数が捌ける地域向けのクルマを用意し、それが受け入れられない地域は見捨てていくという傾向がとてもよくわかります。まあ営利企業ですから仕方のないことではありますが、現在日本が日本メーカーから“見捨てられる地域”になりつつある状況はちょっと寂しいものですね。

 カムリの話からはちょっとずれますが、先日三菱のデリカD:2というクルマが発売されました。デリカD:5のようなごついスタイルのコンパクトミニバンならかつてのパジェロ・イオのような存在で納得できますが、スズキ・ソリオのSマークをスリーダイヤに変えただけのクルマです。今後、国内市場に投入されるクルマはこんなのばかりになっていくんだろうかと考えるとクルマ好きも卒業したくなってきますね。

カムリ・ZX(SV21型)
全長×全幅×全高 : 4520×1690×1395mm
ホイールベース : 2600mm
車両重量 : 1180kg
エンジン : 直4DOHC 1998cc 120PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

スポンサーサイト
[ 2011/02/26 16:42 ] 1980年代トヨタ | TB(0) | CM(14)

旧車・マツダ・カペラ(GC型) 

110220a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110220a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110220a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110220a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110220a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110220a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1982年にマツダから発売された4代目カペラ(GC型)です。“たまらなく、テイスティ”な“瞬速、FFスポーツ”と呼ばれていたように、この代からカペラもFFとなりました。マツダは前々年に発売されたFFの赤いファミリアでカー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、トヨタ・ソアラをはさんで、このGC型カペラでもまた獲得しましたから、各社がFF化を進める中で、マツダのFF化は快進撃を続けていたといっても過言ではありませんね。もっとも、その後2005年の現行ロードスターまで、マツダがカー・オブ・ザ・イヤーを獲得することはありませんでしたが・・・。

 さて、この4代目カペラ、イメージキャラクターに超大物のアラン・ドロン氏を起用し、工場まで新設して取り組んだことからもわかるように、マツダとしてはかなり気合の入ったクルマでした。実際に、派手さはないものの、すっきりしたデザインで、同時期にFF化されたトヨタ・カムリや日産・スタンザ等よりも洗練度が一段高かったような気がします。個人的には、このカタログには載っていませんが、後に追加された5ドアハッチがとても好きでした。

 この4代目カペラのカタログ、マツダファンやクルマ好き、またアラン・ドロン氏のファンにもオススメの1冊なのですが、注意深く読んでいくと、とても良いことが書かれています。

 以下、マグナムエンジン解説ページからの抜粋

・・・・多くの自動車広告では、「低燃費」で「軽量コンパクト」なエンジンがさかんにうたわれますが、それらは現代のクルマにとって当然の前提にすぎません。そこに「運転の楽しさ」が加わってこそ、初めてクルマの魅力が成立します。思いのままにキビキビ走る・・・それにはエンジンが「速く」なければなりません。・・・・

 今から30年近く前のカタログに書かれていたこととはいえ、この文章は現在のカタログでもそのまま使えますね。マグナムエンジンの30年後に世に出されることとなるSKYエンジンはいったいどんなエンジンなんでしょうね。前評判がとても高いのでちょっと心配ですが、試乗の機会がとても楽しみです。
 もしかしたら、SKYACTIVの解説ページには上記の文章がそのまま使われていたりして・・・。

カペラ・4ドアセダン・SG-X(GC8P型)
全長×全幅×全高 : 4430×1690×1395mm
ホイールベース : 2510mm
車両重量 : 995kg
エンジン : 直4OHC 1789cc 100PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/20 15:56 ] 1980年代マツダ | TB(0) | CM(4)

旧車・日産・ラングレー(N12型) 

110217a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110217a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110217a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110217a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110217a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110217a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1982年に日産から発売された2代目ラングレー(N12型)です。C10型スカイラインの“愛のスカイライン”と、C110型の“ケンとメリーのスカイライン”というキャッチフレーズをもじって、このラングレーは“ポールとポーラの新ラングレー、愛のミニ”という訳のわからないキャッチフレーズで登場しました。スカイラインの血統を強調している割には、この2代目ラングレーは初代や次の3代目ほど“スカイライン・ミニ”度は高くないですね。

 さて、この2代目ラングレー、初代のようにジャパンスカイラインのヘッドライトを無理やり組み込んだり、3代目のようにこれ見よがしな丸テールを組み込むというようなことはしていないので、“スカイラインズ・ミニ”として見なければ個人的には結構カッコいいとクルマだと思っていました。まあ一見してパルサーの姉妹車だとわかってしまうことはご愛嬌ですが、こういうコンパクトなスポーティハッチバックはある意味、本家スカイラインよりも運転の楽しさが味わえたかもしれませんね。

 当時、スカイラインズ・ミニのラングレーや、ローレル・ミニのローレルスピリットという半ばパロディとしか思えないクルマが発売され、日産もおかしなことをするなぁと思っていました。しかしながら最近になって、あらゆるクルマが巨大化した現在にこそ、こういう“何々・ミニ”というクルマが求められているのかもしれないと思うようにもなってきました。
 さしあたって、“スカイラインズ・ミニ”を今発売したら結構人気が出るような気がします。そもそも当時のスカイラインは、下位グレードはそれほど高価ではなく、このラングレーの上級グレードと同価格帯でした。R30型スカイラインの場合、1.8リッターの2ドアハードトップはこのラングレーの1.5GTよりも安価でした。
 その点、現在のスカイラインは下位グレードでもでかくて高価です。それにクーペなど、下位グレードがありません。3.7リッターモデルしか用意せずに「日本ではクーペが売れない」と言われても、個人的には「当たり前じゃないですか!」と突っ込みを入れたくなってしまいます。

 1.5リッター程度で現在のスカイラインのようにスポーティなセダンやクーペが“新型ラングレー”として発売されたら、冗談抜きで私は買いたいです。たとえ“ポールとポーラの愛のミニ”という恥ずかしいキャッチフレーズで登場しようとも、スポーティな小型セダンや小型クーペなら大歓迎です。とはいえ、現在の状況では“一見してティーダの姉妹車だとわかるクルマ”で、はるな愛さんが“愛のミニ”ってニコニコしながら紹介しているCMが流れそうで、ちょっと私が望むスカイラインズ・ミニは期待薄ですね。

ラングレー・3ドアハッチバック・タイプX(N12型)
全長×全幅×全高 : 3975×1620×1390mm
ホイールベース : 2415mm
車両重量 : 785kg
エンジン : 直4OHC 1487cc 85PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/17 15:47 ] 1980年代日産 | TB(0) | CM(6)

旧型車・トヨタ・エスティマ(TCR11W/TCR21W型) 

110215a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110215a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110215a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110215a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110215a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110215a06.jpg
(画像クリックで拡大)

110215a07.jpg
(画像クリックで拡大)

 1990年にトヨタから発売された初代エスティマ(TCR11W/TCR21W)です。“天才タマゴ”というニックネームが付けられていたように、従来のワンボックスワゴンとはまったく異なる卵のようなスタイル、そしてエンジンをミッドシップでアンダーフロアに配置し、広大な室内空間と優れた操縦安定性を両立させた新世代マルチサルーンということで、登場時、ずいぶん話題となったクルマです。今でも根強い人気を保っていますから、街中でちょくちょく見かけることがありますね。

 さて、この初代エスティマ、知人が登場直後に購入したため、何度か運転したことがありました。当時、ミッドシップのワンボックスってどんなものなんだろうかと興味津々で運転しましたが、実際に運転してみるとあれっ、何か違和感が・・・。別に乗り心地が悪いとか、運転しづらいとかいうことはまったくありませんでしたが、鳴り物入りで登場した新世代サルーンってこういうこと?って何か引っかかることがありました。

 運転した時にすぐその違和感の理由には気付きませんでしたが、家でカタログを眺めていたらなんとなく運転時に感じた違和感の理由がわかってきました。エンジンをミッドシップに配置すると、このクルマの場合、ドライバーのお尻の下にエンジンがあることになるんですね。となると、クルマとしてはミッドシップレイアウトになっていますが、ドライバーとエンジンの位置関係は今までの商用バンベースのワンボックスと同じになるんですね。つまり私が感じた違和感は、“近未来的なスタイルと旧来の運転感覚が同居していること”だったんですね。初代エスティマでエンジン音が耳につくという声をよく聞きますが、きっとエンジンの振動を体で感じているから、実際に聞こえる以上にエンジン音が大きく感じられるのだと思います。

 とはいえ、トヨタ・エスティマ、当初は高いだの大きすぎるだのいろいろ言われていましたが、小型化したルシーダ/エミーナが出てからはとても人気が出て、親エスティマ、子エスティマなんて呼ばれていましたね。こんな思い切ったクルマが開発できたのもバブル期ならではのことだったと思います。

 その後、2代目エスティマからはカムリベースのFFミニバンになりました。アコードベースのオデッセイが大人気となりましたから、トヨタとしても無難な路線へ方向転換したのでしょうね。日産エルグランドも新型はFFミニバンとなりましたから、各メーカーがいろいろと試行錯誤した結果、ミニバンはFFがもっとも好ましいって具合に落ち着いたんでしょうね。

 まあなにはともあれ、初代エスティマは他に例のないユニークな存在ですので、現在乗られておられる方は存分にその乗り味を堪能していただきたいものですね。おそらく今後このようなクルマが世に出ることはないでしょうから。

エスティマ・2WD(TCR11W型)
全長×全幅×全高 : 4750×1800×1780mm
ホイールベース : 2860mm
車両重量 : 1770kg
エンジン : 直4DOHC 2438cc 135PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆


にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/15 15:04 ] 1990年代トヨタ | TB(0) | CM(14)

旧車・ホンダ・インスパイア(CB5/CC2/CC3型) 

110213a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110213a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110213a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110213a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110213a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110213a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1989年にホンダから発売された初代インスパイア(CB5/CC2/CC3型)です。正確に言うと、1989年に発売されたのは5ナンバーサイズのアコード・インスパイア(CB5型)で、1992年に当時の3ナンバーブームに乗り遅れないようにワイドボディ版(CC2/CC3型)が追加されました。そしてワイドボディ版が登場したときには車名から“アコード”が取れ、ホンダ・インスパイアとなりました。このカタログは1992年に登場したワイドボディ版のインスパイア(CC2/CC3型)のものです。

 さて、この初代インスパイア、成金趣味の下品な高級感ではなく、さりげない高級感を醸し出している端正なスタイリングで、個人的にはとてもカッコいいクルマだと思っていました。と同時に、聞きなれない“直列5気筒エンジン”という言葉を初めて聞き、さらにそれを縦置きして前輪を駆動するというメカニズムにびっくりした記憶があります。技術的な詳しいことはわかりませんが、カタログによると“上級FFとして理想的な前後重量配分を実現”するためにはこの方法がもっとも良かったらしいですね。
 この方法は2代目インスパイアにも引き継がれましたが、2代目にはV6搭載車も追加され、以降のインスパイアは全てV6のみになっています。実際のところはどうだったんでしょうね。
 直5や縦置きFF云々は別として、歴代インスパイアの中ではこの初代がいちばんカッコよかったと個人的には考えています。5ナンバーのアコード・インスパイアから始まったインスパイアでしたが、代を重ねるごとに他の例にもれず大型化し、現行インスパイアはとんでもなく大きなクルマになりましたね。まあいまさらびっくりはしませんが・・・。

 ところで、天皇陛下が御所の中でご自分でご運転されるプライベートの愛車はこのインスパイアと同時期に発売された2代目インテグラの4ドアハードトップだそうですね。クルマ好きで知られる陛下がお選びになられたお車がインスパイアでもレジェンドでもなくインテグラの4ドアハードトップ、それもMTだそうです。以前皇后様を助手席に乗せられてインテグラをご運転されるお姿をテレビで拝見したときにはとても感動しました。(陛下と車については、こちらの記事もご一読ください。)
 年々大型化・高級化するクルマには目もくれず、今もインテグラをご運転されておられる陛下は現在のクルマ事情に関してどんなお考えをお持ちになられておられるんでしょうね。お立場上決してご発言されることはないと思いますが、とても興味があります。お体の調子がよろしくないとの報道がありましたのでとても心配です。くれぐれもご無理をされないように、いつまでも美智子様とインテグラでドライブを楽しまれるご状態でいてほしいものですね。

インスパイア・25Xi(CC2型)
全長×全幅×全高 : 4830×1775×1375mm
ホイールベース : 2805mm
車両重量 : 1400kg
エンジン : 直5SOHC 2451cc 190PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/13 17:42 ] 1980年代ホンダ | TB(0) | CM(6)

旧型車・マツダ・ユーノス500(CAPP/CA8P/CAEP型) 

110211a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110211a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110211a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110211a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110211a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110211a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1992年にマツダから発売されたユーノス500(CAPP/CA8P/CAEP型)です。マツダを大ピンチに追い込んだ悪名高き5チャンネル体制時に発売されたクルマなので、ユーノス500と言ってもピンとこない方が多いかもしれませんね。もしかしたらこのクルマを外車だと思っていた方もおられたかもしれません。はっきり言って印象の薄いクルマでした。

 さて、このユーノス500、マツダご乱心の時期のクルマなので販売状況も芳しくなく、1代限りで消滅してしまったクルマでしたが、個人的には歴代マツダ車の中では五指に入るほどのカッコいいクルマだと思っています。20年近く前に発売されたクルマとはいえ、現在の感覚で見てもとても素晴らしいデザインで、カタログの“10年色あせぬ価値”という表記にも納得できてしまいます。もっとも、当時はユーノス500が“10年色あせぬ価値”を持ち続けたとしても、果たしてマツダが10年後まで存続しているだろうか、という状況ではありましたが・・・。
 5チャンネル体制だけあって、クロノスの兄弟車は5種類ありましたが、このユーノス500だけが5ナンバーサイズ、そして唯一カッコいいと思えたクルマでした。あとの4台は・・・なんか変でしたよね。

 それにしても当時のマツダはいろいろなクルマがありました。いろいろとありすぎてほとんど記憶に残っていないぐらいです。ユーノス・ロードスターとアンフィニ・RX-7はパッと思い浮かぶものの、後はどれも影が薄い存在でしたね。いや、影が薄いというよりも、存在すら知られていなかったクルマも多かったような気がします。それなのにマツダは5チャンネルでは物足らなかったらしく、アマティというプレミアムブランドも展開しようとしていたそうですから、ご乱心ぶりも筋金入りでしたね。そこまでして“マツダ”というブランドを隠したかったのでしょうかね?

 まあ、5チャンネル体制の失敗は後々高い授業料を支払わなくてはならないことになってしまったものの、フォード傘下での経営再建後、本来のマツダらしいクルマがたくさん出されるようになりましたから、結果としてはあの失敗も良かったのかも知れませんね。

 現在は各社とも過去の車種乱発体制を改め、極力ラインナップを絞る方向へ進んでいます。そして各社相互のOEM関係がとても活発になってきています。マツダ5チャンネル体制失敗の影響はマツダだけにしか及びませんが、メーカーの枠を超えた姉妹車が氾濫する状況というのはそれぞれのクルマにとってどんな影響をもたらすんでしょうかね。各社の主力車がOEMの対象となるようになったのは最近始まったばかりですので、ちょっと今後が心配ですね。

ユーノス500・20GT-i(CAEP型)
全長×全幅×全高 : 4545×1695×1350mm
ホイールベース: 2610mm
車両重量 : 1210kg
エンジン : V6DOHC 1995cc 160PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/11 15:11 ] 1990年代マツダ | TB(0) | CM(12)

旧型車・トヨタ・ハイラックスサーフ(N130型) 

110208a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110208a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110208a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110208a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110208a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110208a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1989年にトヨタから発売された2代目ハイラックスサーフ(N130型)です。三菱パジェロとともにRVブームを牽引していた中心的な存在で、この型のハイラックスサーフはとてもよく売れていましたね。四輪駆動の走行性能が必要だからハイラックスサーフを購入した、という方ももちろん多かったと思いますが、当時は“流行っているから購入した”という方がずいぶん多かったような気がします。無骨でごついハイラックスサーフがデートカーのような位置付けになっていましたから、流行っていうのは面白いものですね。このカタログでも若い男女がいちゃついているカットがとてもたくさん出てきます。きっとメーカー自身もサーフをそのような存在として認識していたのでしょうね。

 さて、私は趣味でラジコンヘリをたまに飛ばすのですが、ラジコンの飛行場というのはほとんどがかなりアクセスしにくい辺鄙な河原にあります。そんなこともあって、仲間の中にはこの型のハイラックスサーフに今も乗られている方を始め、この手の四駆に乗られている方が多いです。私のクルマだととても慎重にラインを選んで走らないと腹をこすってしまうような悪路でも、この手のクルマは何事もなかったかのように通過してしまいます。そんなシーンを見るたびにこういう四駆もいいなぁといつも思います。

 しかし、辺鄙な河原ゆえ、四駆の悪路走破性を満喫するために来られる輩も少なからず存在していました。彼らは我々がテーブルの上にヘリや飛行機や工具箱や、はたまた弁当や飲み物を並べてラジコンを楽しんでいるすぐ近くで、クロカンごっこを始め、大量の土煙を我々に贈呈してくれます。その土煙が風に乗って堤防を越え、近隣の民家にまで降り注ぐことが頻繁に起こり、苦情が出てとうとうその場所への車両乗り入れが禁止され、ラジコン飛行場がひとつ消えたことが過去にありました。

 小さな子供に長靴を履かせると、わざわざ水溜りの中を歩きたがるのと同じで、高い走破性を持つクルマを手に入れると、その性能を試したくなるんでしょうね。
 かつてRVブームでパジェロやサーフ等が街に溢れていたときにはそのような輩も多く存在していましたが、現在は流行も沈静化し、この手のクルマが本当に好きでユーザーとなられている方が大部分だと思います。その証拠に、一世を風靡したハイラックスサーフも2009年にはランドクルーザープラドに吸収される形で国内市場から消滅してしまいました。
 きっと現在クロカンごっこを楽しまれておられる方は、“クロカンをする場所”で同じ趣味の仲間とクロカンを楽しまれておられることと思います。にわかブームで街に大柄な四駆が溢れている状態よりは現在のほうがずっと好ましいですね。

ハイラックスサーフ・ワイドボデー・4ドア・SSR-X(N130型)
全長×全幅×全高 : 4640×1790×1755mm
ホイールベース : 2625mm
車両重量 : 1790kg
エンジン : V6OHC 2958cc 150PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/08 14:38 ] 1980年代トヨタ | TB(0) | CM(5)

旧車・ホンダ・アコード(AC/AD型) 

110203a01.jpg
(画像クリックで拡大)

110203a02.jpg
(画像クリックで拡大)

110203a03.jpg
(画像クリックで拡大)

110203a04.jpg
(画像クリックで拡大)

110203a05.jpg
(画像クリックで拡大)

110203a06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1981年にホンダから発売された2代目アコードです。このカタログは1983年にマイナーチェンジされたときのもの(AC/AD型)、この小変更で、フロントがスラントノーズに変更され、新型12バルブ・クロスフローエンジンが搭載されるようになりました。セダンもハッチバックも、基本的に初代アコードの流れを引き継いだデザインとなっていますね。
 
 さて、ホンダ・アコードといえば、もともとシビックを卒業した客層へより上級のクルマを提供するために開発されたクルマでした。初代アコードも最初はシビックよりも一回り大きな3ドアハッチバック車として登場しましたね。本来は決して高級車ではなく、コロナやカリーナのように比較的庶民に身近な存在のクルマでした。
 そんなアコードも現在はずいぶんと貫禄のある大型高級車へと成長し、昔からのアコードファンからかなりブーイングを受けるようになってしまいました。

 あくまでも個人的な考えですが、実はアコードが現在のような状態になったことの発端は、この2代目アコードの時期にあったような気がします。表紙の拡大画像をご覧ください。写真の左下には『ACCORD MADE IN USA』のロゴがあり、『アメリカで日本初の乗用車生産を開始し、ヨーロッパで絶賛を浴びるアコードが、いま、さらにワールド・ワイドな車へと進化した。』との説明が書かれています。
 
 ご存知のように、この2代目アコードは日本車としては初めて米国において現地生産されたクルマです。オハイオ州のホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(HAM)にて1979年に二輪車の生産が開始され、1982年からはこの2代目アコードの生産も開始されました。そして米国内で高い評価を受け、その後はHAMから世界各国へ輸出もされるようになり、“世界のアコード”となりました。現在では国内ではパッとしないものの、アコードは世界的に人気があるグローバルカーとなっていますね。似たようなクルマにトヨタ・カムリもありますが、どちらも日本ではいまひとつ。なんだか国内ではついでにラインナップに入っているって感じのクルマになってしまっていますね。

 国内におけるアコードにとってさらに不運だったのは、RVに出遅れていたホンダがアコードのプラットフォームにミニバンのボディをのっけてオデッセイを造ったら大ヒット。この時点でホンダは“日本向けアコード”に見切りを付けてしまったんでしょうね。台数の見込めない日本向けアコードに経営資源を割り当てるよりも、オデッセイを“実質的な日本向けアコード”にしてしまおう、と考えたのかどうかはわかりませんが、現在のホンダ・ラインナップを見るとそんな気がしてしまいます。

 まあホンダも当時とは比べ物にならないぐらい“大手”自動車メーカーになりましたから、アコードをちっぽけな日本市場に縛り付けるのではなく、世界に羽ばたくグローバル・ベストセラーカーに育てなくてはならないんでしょうね。まあ日本人向けにはフィットとミニバンを用意しておけばみんなが喜んでくれますからね。

アコード・ハッチバック1800・RXT(AD型)
全長×全幅×全高 : 4255×1665×1355mm
ホイールベース : 2450mm
車両重量 : 950kg
エンジン : 直4OHC 1829cc 110PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2011/02/03 14:13 ] 1980年代ホンダ | TB(0) | CM(6)
プロフィール

kurumamaniacs

Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
レイアウトの都合上、このブログには限られた頁数しか掲載していませんが、
旧車カタログコレクション(web版)
にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。