旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



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旧車・トヨタ・ハイエース(H20/30/40型) 

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 1977年にトヨタから発売された2代目ハイエース(H20/30/40型)です。丸目4灯から2灯になりましたが、初代の面影を残しつつも、既に現在のハイエースをも連想させるスタイルとなりました。ハイエースというのはカローラ以上にブレがない性格をしていますね。
 この代で設定されたロングバンの寸法は全長4690mm×全幅1690mm、いわゆる5ナンバーフルサイズで、現行のハイエースと同等です。つまり32年前のこの時点でパッケージングは完成の域に達していたんですね。
 それにしてもハイエースというのはどの代のものも虚飾がなく機能美に溢れています。もちろんトヨタ車ですから後にスーパーカスタムという豪華絢爛なグレードが追加されたりしましたが、現在ではハイエース・ワゴンのスーパーカスタムはアルファードに統合され、ハイエースは本来の機能美溢れる車種のみのラインナップとなっています。
 こういう車は貴重ですね。私はアンチ・トヨタでミニバン嫌いですが、ハイエースは好きです。もし自分が建築業等に携わっていたら多くの職人さん方と同様、絶対にハイエースを使っていると思います。それぐらいハイエースには道具としての美しさ、カッコよさがあるんですよね。
 それに引き換えア・・・・・・、書き始めると多くの方に不愉快な思いをさせてしまうと思いますからやめときます。

ハイエース・ロングバン・デラックス・3/6人乗り+1000/850kg積・5ドア(RH31V型)
全長×全幅×全高 : 4690×1690×1920mm
ホイールベース : 2545mm
車両重量 : 1365kg
エンジン : 直4OHC 1808cc 95PS

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[ 2009/09/29 16:29 ] 1970年代トヨタ | TB(0) | CM(3)

ポルシェ・パナメーラを見てきました。 

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 この週末、全国のポルシェ正規販売店でパナメーラ・デビューフェアを開催するとのことだったので、本日近所のポルシェ・ジャパンへパナメーラを見に行ってきました。
 私が見に行った店舗に展示されていたのはパナメーラ4S、4WDのモデルで、1436万円とのこと。私にはまったく縁のない車です。ここまで縁がない車だとかえって開き直ることができ、庶民丸出しで写真を撮ったり運転席に座ったりと、有意義な時間を過ごすことができました。
 写真では何度も見ていたのですが、実車を目の前にするとやはりデカイですね。全長4970mm、全幅1930mmの車体は伊達ではありません。こんなに大きなフル4シーターモデルであっても一目見てポルシェだと分かるあたり、ポルシェのデザインはブレがなくていいですね。
 このパナメーラ、後席のゆとりとラゲッジルームの広さにはちょっとびっくりしました。展示車は運転席がアクセルに足が届かないぐらい後方にセッティングしてあったにもかかわらず、後席はとてもゆったりです。最後の写真は後席から運転席を写したものですが、ハンドルがはるか彼方、とても遠く感じました。
 パナメーラがどんな客層に受け入れられていくのかはわかりませんが、メルセデス・ベンツのSクラスやレクサスLSとはまったく毛色の異なる高級車ですね。
 4ドアセダン(正確には5ドアハッチバック)ということで、税金対策として経費で購入する自営業者や中小企業のオーナーが随分多そうです。それに昨今、メルセデス・ベンツが巷に溢れているような状態になってかつての威厳が減衰しているようですので、新たな威厳を求める方々は飛びつくかもしれませんね。
 それにしてもポルシェの正規販売店というのはポルシェ・オーナーの方の来店比率が高いようで、あっちもこっちもポルシェだらけ。本日店員に促された駐車スペースはカイエンと911の間、とても緊張する車庫入れでした。
 ポルシェだらけの中にマツダ・アクセラが一台、なかなか目立っていて、アクセラからオーラが発せられているようでした。もちろん『庶民派オーラ』ですが。

ポルシェ・パナメーラ・4S
全長×全幅×全高 : 4970×1930×1420mm
ホイールベース : 2920mm
車両重量 : 1940kg
エンジン : V8DOHC 4806cc 400PS
最高速度 : 282km/h

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[ 2009/09/27 17:06 ] その他 | TB(0) | CM(2)

旧車・トヨタ・カローラ・セダン(E70型) 

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 1979年にトヨタから発売された4代目カローラ・セダン(E70型)です。カローラ・セダンとしては歴代最後のFR車です。曲線的だった先代のE30型カローラとはがらりと変わり、シンプルな直線的フォルムですね。カローラに限らず、この頃発売された車はほとんどが直線的でしたので、きっと『直線的デザインの時期』だったのでしょう。
 さて、現在10代目まで続いているカローラですが、個人的にはこのE70型カローラがもっとも『庶民派オーラ』を漂わせているように思います。可もなく不可もなく、どこからどう見てもカローラにしか見えないこの姿はある意味で芸術的ですね。
 例えて言えば通信簿で芸術科目も含めて全教科オール3、全国模試で全教科偏差値50ジャストというのは、猛勉強してオール5を取ったり偏差値70を取ったりするのよりも難しいように、このような凡庸の極致とも言えるデザイン、なかなか狙ってできるものではありません。
 最近でこそ徐々に個性を取り戻してきたトヨタですが、このカローラは『80点主義』と言われていたトヨタを象徴するようなデザインですね。
 カタログコピーで『時代の結論』と書いてある頁には『いつまでも最初の新鮮さを失わない、あきのこないスタイルと価値。』との記述があります。確かにこのスタイルは『あき』ないでしょうね。そもそも特徴的な部分は何もありませんから。

カローラ・セダン・4ドア・1500DX(AE70型)
全長×全幅×全高 : 4050×1610×1385mm
ホイールベース : 2400mm
車両重量 : 835kg
エンジン : 直4OHC 1452cc 80PS

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[ 2009/09/26 16:00 ] 1970年代トヨタ | TB(0) | CM(2)

旧車・ダイハツ・ニューライン 

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 1963年にダイハツから発売されたニューラインです。軽トラック・ハイゼットをロングボディ化し、コンパーノの800ccエンジンを積んで造られました。
 この時代の小型トラックというのは今見てもとてもオシャレですね。カタログにも書いてある通り、『美しく豪華なフロントスタイル。落着いたミストグレーのカラートーン・・・イタリアンタイプの繊細なフロントグリル・・・』、メーカー自らが『スミズミまで神経のゆきとどいた完ペキな設計』と謳っているように、現在ではおそらくお目にかかることができないような『新しいタイプの商用車』ですね。
 このニューラインのスタイル、最近ダイハツが発売して大人気となっている『ミラ・ココア』となんとなく雰囲気が似ています。まあニューラインが似ているのではなく、ミラ・ココアがニューラインに似ているのですが。
 日本のクルマは時代によってスタイルが激しく変わりますが、ポルシェは40年前からいつの時代も面影がまったく変わっていません。ミラ・ココアが現在大人気となっているように、意外と丸目2灯で幼児でも簡単にお絵かきできるようなスタイルを人々は好むのかもしれませんね。

ダイハツ・ニューライン・2人乗り・500kg積
全長×全幅×全高 : 3340×1290×1450mm
ホイールベース : 2220mm
車両重量 : 645kg
エンジン 直4OHV 797cc 41PS
最高速度 : 95km/h

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[ 2009/09/24 10:28 ] 1960年代ダイハツ | TB(0) | CM(2)

旧車・トヨタ・パブリカバン(UP26V型) 

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 1966年にトヨタから発売されたパブリカ・バン(UP26V型)です。このパブリカ、一応1961年に発売された初代パブリカの中に入れられていますが、1966年にパブリカはエンジンも含めた大幅なマイナーチェンジを行ってUP20型となっており、実質は2代目扱いとなっています。
 さて、このパブリカ・バンのスタイル、現在のBMWミニ・クラブマンみたいでなかなかカッコいいですね。それに横開きのバックドアもとてもオシャレです。現代のように立体駐車場を使う機会が多くなるとこういう横開きのドアが重宝するんですよね。
 恥ずかしい話ですが、昔、立体駐車場に入れた車から荷物を出そうとして、トランクを跳ね上げたら頭上にあった鉄骨に「ゴンッ!」してしまいました。一瞬の不注意で修理代が4万円、悔しくて数日眠れなかった記憶があります。ハッチバックやバンタイプで、よくバンパーが無傷なのにゲート下端の中央部分がへこんでいるクルマを見かけますが、あれはほとんどが立体駐車場で頭上の鉄骨にぶつけた傷だと思われます。
 ちょっと話がずれてしまいましたが、このパブリカ、当時としては開発思想は別としてちょっと中途半端な位置づけのクルマであり、後に発売されるカローラの影に隠れてしまう存在となってしまいました。しかしながらその愛嬌のある顔は現在の感覚でもあまり違和感を感じませんね。
 BMW傘下となった現在のミニも当時の面影を現代風にアレンジして新型ミニを展開しています。日産が出していたBe-1やフィガロ、そして現行マーチなどもこの系統の顔をしてますね。ひょっとしたらパブリカは普遍的なカッコよさを持った車なのかもしれません。

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パブリカ・バン・デラックス(UP26V-D型)
全長×全幅×全高 : 3580×1415×1385mm
ホイールベース : 2130mm
車両重量 : 635kg
エンジン : 空冷水平対向2気筒 790cc 36PS
最高速度 : 110km/h

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[ 2009/09/19 09:16 ] 1960年代トヨタ | TB(0) | CM(2)

ホームページを作っています。 

 中年オヤジの手習い、というわけで今、ホームページを作っています。
 このブログを始めた当初、リーマンショックを発端として世界大不況を招き、トヨタを始めとする日本の自動車メーカーも惨憺たる状態になっていました。
 現実に米国のビッグスリーのうち、2社が破たんという結果になってしまいましたが、なんとか日本のメーカーは今のところ持ちこたえているみたいですね。
 自分としては、『ノスタルジックヒーロー』誌の「カタログ復刻版」コーナーのような誌面を作りたくてブログを始めたのですが、なにぶんブログというのはレイアウトも決まっていて自由度がありません。
 ということで、もう少し大きな画像をたくさん載せられるホームページを今作っています。

 その名も

 『旧車カタログコレクション(web版)

 まったくひねりのないホームページで恐縮なのですが、内容もまったくひねりがありません。基本的に今までブログで書いてきた文章をそのまま載せています。
 ただ、画像が少し大きくなり、ブログでは載せなかった画像も掲載されています。
 まだまだこれからどんなホームページにしようかと試行錯誤している段階ですし、現時点でアップできているのはほんの少しだけなので、まだ公開するのは早いかもしれませんが、暇つぶしに見ていただけたら幸いです。


[ 2009/09/17 20:22 ] その他 | TB(0) | CM(0)

ちょっと旧車・トヨタ・サイノス(EL50型) 

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 1995年にトヨタから発売された2代目サイノス(EL50型)です。初代のEL40型は1991年に誕生しました。デートカーとしてクーペがまだ流行っていた頃に生まれたトヨタの小型クーペですね。
 このサイノス、ターセル・コルサ・カローラⅡ三兄弟の中身をクーペボディで覆っただけの車なので、スタイルはスポーティでも全然スポーツカーではありません。ホームセンターで売っている、「未舗装の山道は走らないでください」と注意書きのステッカーが貼ってあるマウンテンバイクもどきと同じような感じですね。
 しかしながらスポーツカーとはいえないまでも、ターセル等と同様、小型軽量な車体に1.5リッターのエンジンが積んでありましたのでそこそこ元気に走りました。誰もが峠を攻めたりドリフトしたりするわけではありませんので、こういう見かけだけスポーツカーというクルマも十分ありだと思います。
 さて、このサイノス、カローラよりも下位クラスのクルマにあたるのですが、コンバーチブルがラインナップされていました。カローラよりも下でコンバーチブルというと、昔のパブリカ・コンバーチブルみたいですね。ちょっと前まではトヨタもこんな遊び心のあるクルマを造っていたんだと、なんだか不思議な気がします。
 レクサスブランドの高級車だけではなく、こういう身近なクルマにもまたコンバーチブルを設定してほしいものですね。

 現在のトヨタ車の中でもっとも売れ筋であり、もっとも身近なクルマといえば、あのクルマしかありません。ということで、期待を込めてちょっと作ってみました。

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 新型プリウス・コンバーチブルです。なかなか似合いますね。ルーフの開閉はエコを考えてもちろん手動。空気抵抗が増えて多少燃費が落ちるかもしれませんが、もともとすごく燃費が良いのであまり気にする必要はありません。それよりも燃費悪化を補って余りあるオープンエア・クルージングの心地よさが堪能できること間違いなしです。トヨタさん、今度のモーターショーあたり、試作車一台造ってみませんか。

サイノス・1.5β・コンバーチブル(EL54型)
全長×全幅×全高 : 4155×1660×1320mm
ホイールベース : 2380mm
車両重量 : 1060kg
エンジン : 直4DOHC 1496cc 110PS


<追記>
初代トヨタ・bBのコンバーチブルについてのリクエストがありましたので、ちょっと作ってみました。
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初代bBにはスクウェアな形状を生かしたオープンデッキというピックアップトラックタイプがありましたが、スクウェアすぎてコンバーチブルはちょっと無理があるかもしれませんね。BMW・ミニのコンバーチブルを参考にしてみましたが、いかがでしょう?

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[ 2009/09/15 16:01 ] 1990年代トヨタ | TB(0) | CM(10)

旧車・日産・サニーカリフォルニア(B12型) 

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 1985年に日産から発売された3代目サニーカリフォルニア(B12型)です。カリフォルニアとしては3代目ですが、型式の「B12」が示すように、6代目サニーの5ドアハッチという位置づけですね。カリフォルニアはこの型までサニーベースで造られましたが、4代目は名前こそサニーカリフォルニアでも、実質はサニーベースではなくADバンベースとなりました。現在のウイングロードもその流れですね。
 さて、個人的にサニーのすっきりしたスタイルが好きなこともあり、この型のカリフォルニアも好きなクルマです。ADバンベースとなった4代目からは純粋なステーションワゴン(というよりもライトバン)形状になりましたが、サニーベースのカリフォルニアはあくまでも5ドアハッチ、現在のアクセラスポーツやインプレッサと同じ感覚ですね。
 ところで、このサニーカリフォルニア、なんでこんな名前になったんでしょうね。サニーワゴンやサニースポーツバック等、そのままのネーミングのほうが良かったのではないかと個人的には思うのですが・・・。
 カリフォルニアといえばもちろんアメリカの州名ですね。ロサンゼルスやサンフランシスコがある西海岸の大きな州で、現在はシュワちゃんが知事をしていることでも有名ですね。
 この型の次のサニーカリフォルニアでは『サンホゼ』というグレードが設定されます。『サンホゼ』とはご存知のようにカリフォルニア州の都市の名前。『サンノゼ』と呼ばれることも多いですね。こうネーミングされた本意はわかりませんが、これって、たとえばフォード・トーラスのワゴンに『サイタマ』という名前を付けて、『カワゴエ』というグレードを設定しているようなものですね。

 ということは、アメリカの人に
 『新車買ったんだ。サニーカリフォルニアのサンホゼだよ。』
 と言うのは、我々の感覚では
 『新車買ったんだ。フォード・トーラスサイタマのカワゴエだよ。』
 と思ってしまうように彼らに思われているのかなあ~なんてちょっと考えてしまいました。

サニーカリフォルニア・スーパーサルーン(B12型)
全長×全幅×全高 : 4270×1640×1390mm
ホイールベース : 2430mm
車両重量 : 980kg
エンジン : 直4OHC 1497cc 97PS

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[ 2009/09/12 16:37 ] 1980年代日産 | TB(0) | CM(4)

ちょっと旧車・トヨタ・スープラ(A80型) 

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 1993年にトヨタから発売された2代目スープラ(A80型)です。2002年まで生産が続けられましたので、現在でも中古で購入することができますね。といってもこの手のクルマなので、程度の良いものは少なく、購入にかなり勇気を要する状態のものが多いのが残念ですが。
 さて、先日ご紹介したトヨタ2000GTの直系子孫で、現時点で最新のものはこの2代目スープラです。直6エンジンのFRスポーツカーで、エンジンの開発にヤマハが参画している点も2000GTと同じですね。Z80型スープラ自体は性能も素晴らしく、スタイルもとてもカッコいいと思うのですが、2000GTの直系子孫と考えるとなぜか違和感を感じていました。
 改めてカタログを眺めていたら、その違和感が自分なりに解決できました。原因は後ろについている大きな「羽根」ですね。ダウンフォースを考えると空力的にはこのような大きなリアスポイラーが有利だとは思いますが、なにぶんある程度の年齢以上になってしまうと、ちょっとこういうクルマに乗るのが恥ずかしいと感じるようになってしまいます。6枚目の画像はリアスポイラーなしのRZ-Sですが、なかなかすっきりして上品ですよね。これだといかにも2000GTの子孫だという感じがします。
 ところでこの大きなリアスポイラー、国産のスポーツカーにはGT-Rやランエボ、シビック・タイプR等ほとんどに標準で付いていますね。しかしながらポルシェやフェラーリで大きな羽根が付いたものはあまり見かけることがありません。最高速度が100km/hに定められている日本のスポーツカーは羽根が付いていて、アウトバーンを200km/hで走る国のスポーツカーには羽根があまり付いていないんですね。あっ、もしかしたら低速でも強力なダウンフォースを得るために付いているのかもしれませんね。
 ちょっと話がずれてしまいましたが、やがて出ると言われているレクサスLF-A、いったいどんな姿で市販されるんでしょう。スポーツカーがトヨタから消滅して久しいので、とても楽しみですね。おそらくトヨタ2000GTの血を受け継いだ部分は「庶民にまったく縁のないクルマ」という部分でしょうけど。

トヨタ・スープラ・RZ(JZA80型)
全長×全幅×全高 : 4520×1810×1275mm
ホイールベース : 2550mm
車両重量 : 1510kg
エンジン : 直6DOHCターボ 2997cc 280PS



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[ 2009/09/10 11:44 ] 1990年代トヨタ | TB(0) | CM(2)

旧車・トヨタ・2000GT(MF10型) 

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(クリックで拡大)

 1967年にトヨタから発売されたトヨタ2000GT(MF10型)です。もうこの車については解説など不要でしょう。誰もが知っている名車中の名車、日本車の象徴といってもいいと思います。この車よりも高性能、高級な国産車はこれからもどんどん出てくるでしょうが、トヨタ2000GT以上に名車と呼ばれる車はきっとこの先出てこないと思います。
 うちにあった2000GTのカタログはちょっと大きなもので、自宅のA3スキャナーでは全体がスキャンできません。ちょっと画像が切れていますがご了承を。
 さて、この車についてどんなことを書こうかと考えましたが、あまりにも有名すぎて書くことが思い当たりません。それに私はトヨタ博物館に飾ってある2000GTを見たことがあるだけで、実際に運転したことはありません。従ってどんな運転感覚なのかもまったくわかりません。
 いろいろと考えながらWikipediaで2000GTの項目を読んでいたら、『007は二度死ぬ』用に改造されたオープン仕様が1台なのか2台なのか、資料がないからわからないという記述がありました。
 この件、2台だと思われます。4枚目まではカタログの画像ですが、5枚目と6枚目は昭和41年10月に発行された『モーターエイジ』という雑誌です。この記事の中に、2台作られ、1台はロンドンに空輸された旨が記載されています。(クリックで拡大しますので読んでみて下さい)
 映画で使われたのは一般に発売される前でしたからカタログにもショーン・コネリーが2000GTに乗り込むカットが使われていますね。この車、記事によるとずいぶん秘密兵器が搭載されているようですが、さすがにまだこの時代なので海に飛び込んで潜水艦になったり特殊コーティングでカメレオンのように姿が消えたりはしないようですね。まあなんといっても「オープン仕様」ですから。
 「トヨタ3000GT」を謳って登場したスープラ、そしてやがて出るであろうレクサスブランドのフラッグシップスポーツカー、それぞれがとても素晴らしいクルマですが、2000GTのようなオーラがあるのかどうかはわかりません。
 トヨタ2000GTが世に出たのは今から40年以上も昔のこと、当時はまだ国内の自動車産業が発展をし始めた時期で、カローラ・サニーによるマイカー時代が始まった頃でした。誰もが自動車に憧れていた時代に出た高級スポーツカーと、今や世界一の自動車会社となったトヨタが、「若者の自動車離れ」の時代に出す高級スポーツカーとではやっぱり意味合いが違いますね。

トヨタ・2000GT(MF10型)
全長×全幅×全高 : 4175×1600×1160mm
ホイールベース : 2330mm
車両重量 : 1120kg
エンジン : 直6DOHC 1988cc 150PS
最高速度 : 220km/h

トヨタ・2000GTコンバーチブル(007仕様)
全長×全幅×全高 : 4160×1600×不明mm
車両重量 : 1050kg
最高速度 : 230km/h
メーカーオプション : 超小型回路テレビ・2ウェイラジオ・ハイファイ受信機・音声作動テープレコーダー・小型ビデオテープ・かくしカメラなどの科学装置。(あまりびっくりするような秘密兵器は付いていませんね)





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[ 2009/09/07 16:49 ] 1960年代トヨタ | TB(0) | CM(2)

旧車・トヨタ・クラウン30周年 

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(クリックで拡大します)

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(クリックで拡大します)

 先日トヨタの7代目クラウン(MS120型)をご紹介しましたが、今回は7代目が発売されていた時期に発行された「クラウン30周年」のカタログです。
 クラウンの歴史が手に取るようにわかる素晴らしい資料だと思いましたので、拡大画像もアップしてみました。
 こうして歴代クラウンを並べて見てみると、初代の観音開きクラウン(RS型)はさすがに時代を感じますが、2代目以降はずっといわゆる「クラウン」っていう感じですね。まあフルフレーム構造+直6エンジンという基本構造はずっと一緒なので当然と言えば当然ですが。
 それにしても面白いのは最後の画像、広告キャンペーンの紹介頁で4代目のMS60型は紹介されていません。ご存知のように4代目はクラウンの歴史の中で唯一セドリックに負けた失敗作、MS60型のことはトヨタとしても早く忘れたかったのでしょう。
 なにはともあれ、模範的なジャパニーズ高級車としてトヨタ・クラウンが保守路線をずっと貫いてきたからこそ、他メーカーはクラウンにないものを強調した違ったタイプの高級車を出して日本の自動車業界が発展してきました。あらゆる意味でやっぱりトヨタ・クラウンは国産車の中心ですね。



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[ 2009/09/04 12:26 ] 1980年代トヨタ | TB(0) | CM(0)

旧車・トヨタ・クラウン(MS120型) 

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 1983年にトヨタから発売された7代目クラウン(MS120型)です。この代から2ドアハードトップがラインナップからなくなりました。81年にソアラが誕生していますので、わざわざクラウンに2ドアハードトップを設定する理由がなくなったのでしょう。
 同時期に発売されたライバルのセドリックは国産車初のV6エンジン搭載というトピックがありましたが、このMS120型クラウンは基本的にキープコンセプトのモデルなのでどこからどう見てもクラウンですね。外観上の目立つところといえば、クリスタル・ピラーと称する樹脂で化粧したCピラーがアクセントになっているぐらいで、きわめて保守的なジャパニーズ高級車・クラウンです。
 さて、クラウンといえば、2003年に発売された12代目は『ゼロ・クラウン』としてV6エンジンを搭載したスポーティーで若々しい新生クラウンになりました。折しも2003年というのはご存知の通り、『自民党をぶっ壊す』として小泉首相が活躍されていた時期です。国産車の中で『保守』の代表格であるクラウンは社会情勢を如実に反映しているように見えますね。
 先日の総選挙で自民党が本当にぶっ壊れてしまいました。民主党政権をこれから注意深く見ていかなくてはなりませんが、同時に次のクラウンがどういうクラウンになるのかも注目したいですね。もしかしたらセドリックがフーガに変わったように、クラウンという名前もなくなってしまうかもしれませんね。
 初代クラウンが誕生したのは1955年、この55年という数字、政治の世界でもよく聞きますよね。『55年体制』という言葉もあるように、自民党は1955年以降、下野したことはあってもずっと第一党でした。しかし選挙後の第一党は民主党。第一党ではなくなってしまった自民党と、「いつかはクラウンに」とは思われなくなってしまったクラウン、なんだか重なって見えてしまいます。

クラウン・4ドアハードトップ・2800ロイヤルサルーンG(MS123型)
全長×全幅×全高 : 4860×1720×1400mm
ホイールベース : 2720mm
車両重量 : 1500kg
エンジン : 直6DOHC 2759cc 175PS

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[ 2009/09/02 13:32 ] 1980年代トヨタ | TB(0) | CM(4)
プロフィール

kurumamaniacs

Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
レイアウトの都合上、このブログには限られた頁数しか掲載していませんが、
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