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1963年にホンダから発売される予定だったホンダS360とS500の透視図です。この画像は月刊『モーターファン』誌1963年2月号のもの。(問題があったらすぐに削除しますからご連絡願います)
ご存知のようにS500は市販されましたが、S360は市販には至りませんでした。生産されたのも10台程とのことなので、まさに幻のスポーツカーですね。
透視図を見るとこの車の特徴である後輪チェーン駆動の仕組みやエンジンの構造がとてもよくわかります。今回は全ての画像に拡大画像を用意しましたので、ぜひ拡大してご覧下さい。
S360はホンダが四輪事業へ進出するために開発した最初の車、社内披露会は、まだ完成していなかった鈴鹿サーキットで、鈴鹿のお披露目も兼ねて行われたとのことなので、あらゆる意味で『自動車メーカー・ホンダ』の原点ですね。
二輪事業では既に『世界のホンダ』となっていましたが、四輪ではまったくの新参者、当時、このS500やS600は「単車を2台くっつけて椅子を付けたもの」と言われていましたが、この透視図を見ると本当にそんな感じがしてきます。しかしながら現在コンパクトカーの主流を占める「FF+トーションビームのリアサス」構造と比べると、なんともメカメカしくてカッコいいですね。
このような透視図、昔はよくカタログに記載されていたのですが、最近ではあまり見なくなりました。まあ4WDやFR・4独サスのクルマならそれなりにカッコいい透視図になるのですが、横置きエンジンのFF・リアトーションビームのクルマで透視図を描くと車体の後ろ半分がかなりカッコ悪くなってしまいますから仕方がないことなのでしょうね。
さて、現在のホンダ車で透視図がカッコよさそうなクルマは?ということでホンダの現行ラインナップを見てみました。・・・・ホンダも変わりましたね。
ホンダ・スポーツ360
全長×全幅×全高 : 2990×1295×1146mm
ホイールベース : 2000mm
車両重量 : 510kg
エンジン : 直4DOHC 356cc 33PS以上
最高速度 : 120km/h以上
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