旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



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旧車・ホンダS600のレンタカー 

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 1965年頃に発行されたホンダレンタカーのパンフレットです。2シーターオープンカーばかりをレンタカーとして用意するなんてずいぶんホンダも粋なことをするなあと言うのは冗談で、この時期、ホンダには乗用車がS600しかありませんでしたからこうなっているだけですね。
 ホンダS600の懐かしさもさることながら、1枚目の画像でカップルの手元にある小物もずいぶん懐かしいものですね。ポータブルレコードプレーヤーでBGMを奏でながら、恋人と一緒にコーラを飲んだりミカンを食べたり・・・。うーん、羨ましい!
 しかしながら写真に写っているのはどう見てもEPのドーナツ盤なので、BGMは1曲で終わってしまいます。1曲終わったら裏返して2曲目、2曲目が終わったら次のレコードと入れ替え・・・、ちょっとデートのBGM用としては無理がありそうですね。
 さて、面倒なレコード盤の入れ替えも手際よくこなして愛を深め合った二人、とうとうゴールインしてハネムーンへ出かけました。2枚目の画像にもあるように、ハネムーンでもホンダレンタカーのS600が大活躍です。
 現在でこそハネムーンはハワイやグアム等の海外が定番ですが、当時は飛行機に乗ったとしても行き先は国内です。愛知県あたりだと九州が定番でした。
 無事ハネムーンも終了し、新婚生活を楽しんでいたら友人からグループ旅行のお誘いが。ここでもやっぱりホンダレンタカー・S600の力を借ります。グループ旅行といっても、ホンダS600は1台に二人しか乗れませんから、レンタカーの台数が異様に増えてしまいます。2枚目の一番右の写真、いくらカッコいいS600でもこれだけまとまって置かれていると全然ありがたみがありませんね。なんだか怪しげな新興宗教団体に見えてしまいます。

 現在では考えられないことですが、乗用車を1車種しか製造していないメーカーがレンタカー事業を展開するとこういうパンフレットになるんですね。自分の借りた車がどれだかわからなくなってしまいそうです。


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[ 2010/04/09 15:59 ] 1960年代ホンダ | TB(0) | CM(4)

旧車・ホンダS360/S500の透視図 

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 1963年にホンダから発売される予定だったホンダS360とS500の透視図です。この画像は月刊『モーターファン』誌1963年2月号のもの。(問題があったらすぐに削除しますからご連絡願います)
 ご存知のようにS500は市販されましたが、S360は市販には至りませんでした。生産されたのも10台程とのことなので、まさに幻のスポーツカーですね。
 透視図を見るとこの車の特徴である後輪チェーン駆動の仕組みやエンジンの構造がとてもよくわかります。今回は全ての画像に拡大画像を用意しましたので、ぜひ拡大してご覧下さい。
 S360はホンダが四輪事業へ進出するために開発した最初の車、社内披露会は、まだ完成していなかった鈴鹿サーキットで、鈴鹿のお披露目も兼ねて行われたとのことなので、あらゆる意味で『自動車メーカー・ホンダ』の原点ですね。
 二輪事業では既に『世界のホンダ』となっていましたが、四輪ではまったくの新参者、当時、このS500やS600は「単車を2台くっつけて椅子を付けたもの」と言われていましたが、この透視図を見ると本当にそんな感じがしてきます。しかしながら現在コンパクトカーの主流を占める「FF+トーションビームのリアサス」構造と比べると、なんともメカメカしくてカッコいいですね。
 このような透視図、昔はよくカタログに記載されていたのですが、最近ではあまり見なくなりました。まあ4WDやFR・4独サスのクルマならそれなりにカッコいい透視図になるのですが、横置きエンジンのFF・リアトーションビームのクルマで透視図を描くと車体の後ろ半分がかなりカッコ悪くなってしまいますから仕方がないことなのでしょうね。
 さて、現在のホンダ車で透視図がカッコよさそうなクルマは?ということでホンダの現行ラインナップを見てみました。・・・・ホンダも変わりましたね。

ホンダ・スポーツ360
全長×全幅×全高 : 2990×1295×1146mm
ホイールベース : 2000mm
車両重量 : 510kg
エンジン : 直4DOHC 356cc 33PS以上
最高速度 : 120km/h以上

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[ 2009/10/16 17:45 ] 1960年代ホンダ | TB(0) | CM(2)

旧車・ホンダ・スーパーカブ(CM90型) 

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 1958年にホンダから発売されたスーパーカブです。このカタログは1964年に初の90ccタイプであるCM90型が発売されたときのものですが、スーパーカブという名前は1958年のC100型(50cc)から現在に至るまで変わらずに使われていますね。
 もともと1952年に発売された、自転車に取り付ける小型エンジンキットが『カブF型』と呼ばれていました。それには赤いエンジンカバーが付いていましたので、現在でもホンダのイメージカラーは赤ですね。タイプRシリーズのヘッドカバーも赤、小型耕運機や除雪機、発電機も赤、このカタログの表紙なんてバイクだけでなく、乗っている方の服装や飛んでいる飛行機の模様まで赤ですね。
 ホンダ初の四輪車、S500はこのカタログの前年、1963年に発売されたばかりなので、当時はまだ四輪に参入して間もない頃です。しかし二輪では最後の頁からも分かるように、すでに『世界のホンダ』になっていますね。
 さて、スーパーカブですが、もう紛れもなく名車中の名車です。輸送用機械としては世界最大の製造・販売台数を記録し続けているのもうなずけますね。昨年の50周年の時点で6000万台とのこと、ここまで来たらきっとこの先自動車業界がどうなろうとも、スーパーカブの生産だけはなくなりそうにありませんね。
 それにしても『世界のナイセストピープル ホンダに乗る』というコピー、とても違和感を感じませんか?実はこれ、対米輸出を始めた当時のホンダが行った『ナイセストピープルキャンペーン』から来ています。当時、アメリカでは『バイクに乗るのは悪い人』という風潮があったらしく、そんな中で拡販していくために、『バイクに乗るのは悪い人が多いかもしれませんが、ホンダのバイクに乗る人はみんないい人です』という意識付けを大々的に行いました。『You meet the nicest people on a Honda』というキャッチコピーをさわやかで善良そうなカップルや家族がカブに乗っている写真とともに紹介し、米国内におけるバイク乗りのイメージを『イージー・ライダー』のデニス・ホッパーから『サザエさん』の三河屋・サブちゃんぐらいに変えてしまいました。ケネディ大統領をして『ホンダがアメリカの青少年に新しいライフスタイルを与えた』とまで言わしめたほどですから、相当の意識改革だったのでしょうね。

ホンダ・スーパーカブ(CM90)
車両重量 : 83kg
エンジン : 空冷4サイクル単気筒OHV 86.7cc 6.5PS
最高速度 : 90km/h
変速機 : 前進3段リターン自動遠心式

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[ 2009/05/08 18:04 ] 1960年代ホンダ | TB(0) | CM(0)

旧車・ホンダS600 

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 1964年に発売されたホンダS600です。この車は前年に発売されたホンダS500の中低速トルクを増大させるために排気量を100ccアップしたものです。S500、S600ともに高回転型のDOHCエンジンを搭載し、後輪はチェーンで駆動するという、バイクメーカーのホンダならではの構造。車輪が4個ついているオートバイといっても過言ではありません。
 こういう車、いいですね。実用性はともかく、くるま好きオヤジにとっては最高のおもちゃになりそうです。S600は606ccで57馬力、当時の価格が50万9千円。ちなみに現在、スズキのアルト・バンの最廉価グレードは660ccで54馬力、税抜き62万5千円。この数字だけ見ると40年間の物価上昇がまるで存在しないみたいですね。
 しかし軽自動車で楽しく遊べそうな車といえばダイハツ・コペン。こちらになると最廉価グレードでも約160万円、アルト・バンよりも100万円高くなってしまいます。うーん、どこかの自動車メーカーさん、アルトバンの形を変えただけのものでいいから62万5千円で2シーターオープンを造ってくれませんかね。

ホンダS600
全長×全幅×全高 : 3300×1400×1200mm
ホイールベース : 2000mm
車両重量 : 715kg
最高速度 : 145km/h
エンジン : 直4DOHC 606cc 57PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆

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[ 2009/01/24 18:16 ] 1960年代ホンダ | TB(0) | CM(0)

ホンダ・T360 

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1963年に発売されたホンダの軽トラック・T360です。この軽トラ、いかにもホンダらしい車で、当時「お化け」や「スポーツトラック」と呼ばれていたものです。バイクメーカーだったホンダが四輪へ参入するにあたり、最初に狙ったのは性能本位の目立つスポーツカー。まず500ccと360ccの2シータースポーツカーをショーモデルとして開発しました。500ccのほうはその後S500として市販されましたが、せっかく開発した360ccの高性能エンジンはS360として街中に快音を響かせることはありませんでした。しかし、そこからがホンダのすごい(ちょっと変わった?)ところ、せっかく開発した軽自動車用の360ccエンジン、どっかに使えないかと考えたところ、ちょうどそれを乗せる車体がありました。それがこの軽トラック・T360です。なんとスポーツカーと同じ高性能DOHCエンジンを使った軽トラ、今の感覚でいえば次期NSX用の試作エンジンを載せた宅急便トラックというところでしょうか。自動車産業黎明期ゆえの珍車ですね。

ホンダ・T360
全長×全幅×全高 : 2990×1295×1525mm
ホイールベース : 2000mm
車両重量 : 610kg
最高速度 : 100km/h
エンジン : 直4DOHC 354cc 30PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆

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[ 2009/01/22 13:20 ] 1960年代ホンダ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

kurumamaniacs

Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
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