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1985年にスズキから発売された2代目エブリィ(DA71V/DB71V型)です。現在の軽自動車と比べると、全長で20センチ、全幅で8センチ小さな規格のクルマですから、なんとなく雰囲気が異なりますね。この時期の軽はタイヤも現在ではほとんど見られない10インチが主流でした。10インチタイヤといえば、50ccスクーターのホンダ・ディオやトゥディと同じサイズですね。
1990年に排気量が660ccに変更され、全長が10センチ拡大されました。そして1998年にはさらに全長が10センチ拡大され、全幅も8センチ拡大されました。つまりこのサイズの軽は今から20年前に生産が終了されているんですね。
にもかかわらず、最近よくこの規格の軽を目にします。皆様のご近所にも出現していると思うのですが、あの不用品を無料で回収するという廃品回収業者のクルマです。あの方々が乗られている軽トラックって、なぜかとても古いものばかりなんです。いろいろなトラブルをよく耳にしますが、なにか関係があるんでしょうかね。
さて、話がちょっとずれてしまいましたが、このクルマも軽規格が改正されるたびにフルモデルチェンジされ、現行型はずいぶん立派なワンボックスカーとなりました。スズキのサイトで現行エブリィワゴンの価格を見てびっくり、169万円もするグレードがあるんですね。私のアクセラよりも高価です。時代も変わったものですね。
先代プリウスがプリウスEXとなって現在は189万円、ホンダ渾身のハイブリットカー・インサイトが189万円、マツダのi-stop搭載アクセラが189万円、そしてエブリィワゴンが169万円。なんだか物の価値がわからなくなってきますね。素人感覚ではこれらの三台とエブリィワゴン、どう考えても20万円以上の違いがあるように感じます。
まあ軽自動車のメリットは今となっては自動車税を始めとする維持費が安いという点のみ。軽自動車優遇税制見直しの声もチラホラ聞かれるようになりましたから、この先はどうなるんでしょうね。
もっとも素人が考えているよりもメーカーはずっと深く考えていますから、スズキ等は軽自動車中心から普通小型車への移行を真剣に進めているようですね。
話は変わりますが、今日、スズキのサイトを見たら、ジムニー40周年ということで、歴代ジムニーのカタログをPDF形式でダウンロードできるスペシャルサイトが用意されていました。
全部で14冊、持っていないのもたくさんありましたからちょっと嬉しかったです。他のメーカーもこういうことしてくれるといいですね。
エブリィ・ハイルーフPL(DA71V型)
全長×全幅×全高 : 3195×1395×1860mm
ホイールベース : 1840mm
車両重量 : 720kg
エンジン : 直3OHC 543cc 30PS

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