
(画像クリックで拡大)

(画像クリックで拡大)

(画像クリックで拡大)

(画像クリックで拡大)
1964年にダイハツから発売された1.25トン積み小型トラック・V100です。ダイハツは1958年にベスタという2トン積みトラックを発売し、その後1.25トンのV100、1.5トンのV150、2トンのV200、3トンのV300等ラインナップを広げて小型トラックを製造販売していました。
1970年からそれらをダイハツ・デルタとして展開していきましたが、1967年にトヨタ・日野・ダイハツというトヨタグループができたこともあって、いつまでダイハツがトラックを造っていたのかはよくわかりませんね。
まあ現在はダイハツブランドの小型トラックはラインナップに存在していないことだけは確かです。(軽トラ除く)
さて、トヨタグループになってからのラインナップはともかくとして、このカタログの時点ではV100はダイハツオリジナルです。そこで少し気になったのですが、3枚目の画像、コラムシフトが右側に付いていますね。ホンダのT360も右側に付いていましたから、コラムシフトは左側という決まりはないと思うのですが、ダイハツの場合、同時期のニューラインは左側に付いていました。どちらに付いていても慣れれば問題ないのでしょうが、同じメーカーなら統一してほしいものですね。
自動車産業の黎明期だからこんなこともあったのかな、なんて考えていたら、あるクルマが頭に浮かびました。三菱自動車が現在販売しているギャラン・フォルティスです。
このクルマ、2ペダルMTのラリーアートはDレンジで前がダウン、後ろがアップですが、CVT車は前がアップで後ろがダウンです。同メーカー、同時期の同一車種でグレードによって操作方法が異なるとは、なかなか三菱自動車も面白いことをしますね。
ギャランフォルティスって素晴らしいクルマなのにいまいち売れないのは、そんな些細なことも関係しているのかも知れませんね。
ダイハツ・V100
全長×全幅×全高 : 4250×1690×1975mm
ホイールベース : 2500mm
最大積載量 : 1250kg
車両重量 : 1315kg
エンジン : 直4OHV 1490cc 68PS

旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?