


昨日ご紹介したホンダのCR-Z、試乗車の準備ができたとのことなので早速試乗に出かけました。ディーラーに向かう道中は年甲斐もなく初めて女の子とデートをする時のような気分で、頭の中はCR-Zのことばかり。ワクワクドキドキしながらディーラーへ向かいました。
試乗したのはαのCVT仕様、本当は6MTに試乗したいのですが、まあMTの試乗車なんて県内に1台しかないそうですから購入前提でないとなかなか難しいですね。
しばらく試乗車が戻ってくるのを待ち、とうとう私の番が来ました。待望のハイブリット・スポーツ、果たしてその運転フィーリングは・・・・???
あれっ、今日はちょっと体調が悪かったのかな?昨日なんか悪いものでも食べたかな?
終始「SPORTモード」で運転したにも関わらず、もっさりとしたダイレクト感のない走りで、5000回転程まで踏み込んでも官能的でないエンジン音とともに得られるマイルドな加速感・・・。
うん、やっぱり今日は私の体調が悪かったんです。きっと昨日飲みすぎてしまったんです。五感が鈍感になっていてホンダ渾身のハイブリット・スポーツカーであるCR-Zの魅力を味わうことができない状態だったんです。
一通り試乗を終え、営業マンにお礼を言って帰路につきました。
帰り道、自分のアクセラで走り始めたら自然と『Zoom-Zoom-Zoom』と鼻歌が。まっすぐ帰るつもりがちょっと寄り道して堤防道路をドライブ。あれっ、いつも以上に感覚が研ぎ澄まされているじゃないか!
帰宅してから冷静にCR-Zの試乗を振り返りました。おそらくCR-Zはとってもスポーティーなスポーツカーなんだと思います。CR-Zを「スポーティ」と感じなかったのは、CR-Zが提案している「スポーティさ」と私が感じる「スポーティさ」が異なっていたからだと思います。
6MT車ならきっとまったく違う感じを受けたことと思いますが、少なくともCVT車のCR-Zに対して私は「スポーティさ」を感じることはできませんでした。
きっとこうした「違和感」を何度も繰り返しながら新しい時代の「スポーティさ」が一般的になっていくのだと思います。かつて2st250cc、化け物のようなNSR250Rを市販していたホンダがこの先どんな形の「新しいスポーティさ」を形成していくのか、クルマ好きの一人としてとても楽しみです。
※上記は素人である私が個人的に抱いた感想です。感じ方は人それぞれですので誤解のなきように。私はバイクも耕運機もホンダ製を使っている、ホンダを愛するホンダ・ユーザーです。

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