旧車カタログコレクション

さっぱり元気がなくなってしまった自動車産業。環境・経済性を踏まえた新時代の自動車産業が繁栄することを切に願う車好きオヤジのブログです。



旧型車・トヨタ・セリカ(T230/231型) 

160121_01.jpg
(画像クリックで拡大)

160121_02.jpg
(画像クリックで拡大)

160121_03.jpg
(画像クリックで拡大)

160121_04.jpg
(画像クリックで拡大)

160121_05.jpg
(画像クリックで拡大)

160121_06.jpg
(画像クリックで拡大)

 1999年にトヨタから発売された7代目セリカ(T230/231型)です。先代よりも少しダウンサイジングされ、かなり特徴的なヘッドライトを備えて登場しました。発表直後はこのヘッドライト形状にとても違和感を感じていましたが、この手の縦長つり目形状は最近の車種でとてもよく見かけますね。そのせいか、たまに街中でこのセリカを見かけてもまったく古さを感じません。まあ、実際まだ比較的新しいクルマですしね。

 さて、1970年代にスペシャリティカーの元祖として登場し、若者を中心としたクルマ好きから代々人気を博していたセリカも、折からのスポーツカー不遇の時代には抗うことができず、この代をもってひとまず打ち止めとなってしまいました。流行というのは恐ろしいもので、人気がなくなるといくら価格を下げてもまったく売れないようですね。このセリカ、ベースグレードは1.8Lで168万円という、かなりのバーゲンプライスでした。さらにテレビCMで「そろそろ買い替えモードじゃない?新しいトヨタに」なんてバンバン煽っていましたがやっぱり売れず、セリカは生産終了。

 セリカを始めスープラ、MR-S、レビン等、一通りスポーツカーがすべてなくなってしまったら、今度はスポーツカー待望論が出て、お待ちかねの86が登場。あると誰も買ってくれないけれどないと欲しいという、消費者もなかなかわがままなものですね。そんなわがままな消費者を相手にしなくてはならないから自動車メーカーも大変です。「そろそろ買い替えモードじゃない?」なんていう控え目なお伺いCMはやめて、もっと直接的に「エコ替え!」と言い出しました。そのCMの是非はともかくとして、エコカー補助金の効果もあり3代目プリウスを始めハイブリットカーがバカ売れ状態。そして満を持して新型プリウスを発表したらなんと計画の8倍も受注してしまい、工場で働いてくれる方が足りません。さあ、困った困った、というのが現在の愛知県です。

 私の感覚では99年に発売されたこのセリカも、86も、先代プリウスもまだまだ新型車種なのですが、世の中の回転は速いものですね。見事にトヨタのCMが功を奏しているようです。200万円のクルマを15年間乗り続ける人が取得にかけるコストは200万円、一方、200万円のクルマを5年乗って下取り100万、追い金100万で買い替える方は15年で倍の400万円コストをかけることになります。まあこんな単純な計算通りにはならないかもしれませんが、現代のクルマは丈夫ですから15年乗り続けても5年ごとに買い替えてもそれほど維持費は変わらないと思います。

 一億総活躍して皆が「買い替えモード」になると経済成長するのかもしれませんが、個人的には買い替え頻度を半分にしてもよいので、活躍も半分にしたいと考えてしまいます。私は根が怠け者なので、できるだけ楽することを考えてしまうんですよね。

 そういえば、先日農家仲間で旅行へ行ってきました。その中には、私の同級生のお父さんがおられます。彼が言うには、息子さん(私の同級生)が実家へ戻って農業を継ぎたいと言っているとのことです。そのお宅は弟さんが継がれているので、「もうお前が帰ってくるところはない」と断ったそうですが、その話を聞いてなんだか複雑な気持ちになってしまいました。彼は東大出で、現在某メガバンクに勤めており、ちょっと前までニューヨークにいたエリート中のエリートです。以前同窓会で会ったときにはそんなことを考えているようには思えませんでしたが、きっといろいろと嫌なことがあるんでしょうね。

 どんどん活躍してどんどん稼いで、それで本人が幸せならそうすれば良いと思いますが、もう稼げなくてもいいから活躍したくない、なんて多くの方が腹の中で考えているような状態での一億総活躍であるのなら、ちょっと軌道修正が必要かもしれませんね。購入して15年経ったクルマでもテカテカに磨いて大切に乗っておられる方って、次々に新型車を乗り換えている方よりも豊かに見えてしまうのは私だけなのかな。まあ考え方は人それぞれですからね。

セリカ・SS-Ⅱ(T231型)
全長×全幅×全高 : 4335×1735×1305㎜
ホイールベース : 2600㎜
車両重量 : 1120㎏
エンジン : 直4DOHC 1795㏄ 190PS

☆『旧車カタログコレクション(web版)』にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。☆



にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2016/01/22 17:30 ] 1990年代トヨタ | TB(0) | CM(2)

サンタさんの贈り物 

151224a.jpg

 今日はクリスマスイブ、私が住んでいる愛知県ではホワイトクリスマスとは正反対の、ポカポカ陽気の一日となっています。前回書きましたように、依然として冬物野菜は激安状態。最近ではもうミカンや柚子などの果樹しか出荷していません。おかげで毎日楽させてもらっています。

 こんなとき、私は愛車を車庫から庭の日の当たる場所に移動し、後部座席で音楽を聴いたり読書をしたりして時間を過ごしています。まさに至福の時間、サンタさんからの贈り物でこれ以上のものはありません。かなり寒い真冬の日でも、日が当たれば車内はポカポカなのですが、今日は暖かいどころか暑いぐらいで、上着を着ていられないほどです。サンタさんもちょっと気を利かせすぎですね。

 後部座席にゆったりと座ってアイポッドで音楽を聴いていると、知らないうちにうたた寝状態になってしまい、ウトウトしながら「私はなんて幸せなんだ~」と思ってしまいます。もっとも、誰か他の家族も同乗してしまうと至福の時間を味わえませんから、あくまでも車内では一人きり。幸いなことに昨日、今日と他の家族は旅行へ行きましたから、誰も私の時間の邪魔をする者はいません。今日の午前中、思う存分サンタさんからのプレゼントを堪能することができました。今日の夕食はサンタさんからいただいたエネルギーをもとに、私がサンタさんをしなくてはなりませんが・・・。

 さて、世間では相変わらず暖冬にも関わらずお寒いニュースが多いですね。天下の東芝は大規模なリストラ発表、中国では建設工事から発生した残土の山が土砂崩れして多数の方が行方不明に、日本でも、犠牲者こそ出なかったものの、またトンネルの天井が崩落したようですね。クリスマスだというのになかなかサンタさんはやってきてくれないようです。

 皮肉なことに、誰のもとにもサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるように頑張れば頑張るほど、サンタさんは遠ざかってしまうような気がします。枕元に置いてあった1000円もしない凧を見て、満面の笑顔を見せてくれた子供も、やがて知恵をつけ、サンタさんを交渉の道具に使う立派なネゴシエーターに成長してしまいます。そうなると親もサンタを卒業し、商社の購買担当者へとランクアップ。さらに時を経ると「贈り物」の概念が金銭的価値へと変遷を遂げ、今度は金融機関の融資担当者へと格上げです。このあたりで、凧をもらった時が一番嬉しかったと気づくことができる子にはきっとずっとサンタさんが来てくれるでしょうが、そうでない子にはおそらくサンタさんはやがて来なくなると思います。

 はたしてうちはどうだろうか、自分自身はどうだろうか、「子供の貧困」と叫ばれている現代の子供らはどうだろうか・・・。ポカポカ陽気の中、快適な後部座席でゆっくりと音楽を聴きながら考え事をする時間を与えてくれたサンタさんに感謝です。皆様のもとにもサンタさんがやってきますように。メリークリスマス。


にほんブログ村 車ブログ 旧車・絶版車へ
旧車サイトのリンク集です。珍しい旧車が見つかるかも?

[ 2015/12/24 14:26 ] その他 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

kurumamaniacs

Author:kurumamaniacs
「未曾有の大不況が自動車業界を直撃!このままでは日本からカッコいいクルマがなくなってしまう!そしたらクルマが趣味の私は趣味がなくなってしまう!」と危惧している車好き中年オヤジです。
レイアウトの都合上、このブログには限られた頁数しか掲載していませんが、
旧車カタログコレクション(web版)
にて大きな画像及び未掲載の画像を掲載しています。